伊勢市議会 > 2017-02-27 >
02月27日-01号

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  1. 伊勢市議会 2017-02-27
    02月27日-01号


    取得元: 伊勢市議会公式サイト
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    伊勢市 平成29年  3月 定例会       平成29年3月伊勢市議会定例会会議録議事日程               平成29年2月27日(月)午前10時開会日程第1 会議録署名議員の指名について日程第2 会期の決定について日程第3 議案第1号 平成29年度伊勢市一般会計予算日程第4 議案第2号 平成29年度伊勢市国民健康保険特別会計予算日程第5 議案第3号 平成29年度伊勢市後期高齢者医療特別会計予算日程第6 議案第4号 平成29年度伊勢市介護保険特別会計予算日程第7 議案第5号 平成29年度伊勢市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算日程第8 議案第6号 平成29年度伊勢市観光交通対策特別会計予算日程第9 議案第7号 平成29年度伊勢市土地取得特別会計予算日程第10 議案第8号 平成29年度伊勢市病院事業会計予算日程第11 議案第9号 平成29年度伊勢市水道事業会計予算日程第12 議案第10号 平成29年度伊勢市下水道事業会計予算日程第13 議案第11号 平成28年度伊勢市一般会計補正予算(第4号)日程第14 議案第12号 平成28年度伊勢市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)日程第15 議案第13号 平成28年度伊勢市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)日程第16 議案第14号 平成28年度伊勢市介護保険特別会計補正予算(第3号)日程第17 議案第15号 平成28年度伊勢市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)日程第18 議案第16号 平成28年度伊勢市観光交通対策特別会計補正予算(第2号)日程第19 議案第17号 平成28年度伊勢市土地取得特別会計補正予算(第2号)日程第20 議案第18号 平成28年度伊勢市病院事業会計補正予算(第3号)日程第21 議案第19号 平成28年度伊勢市水道事業会計補正予算(第2号)日程第22 議案第20号 平成28年度伊勢市下水道事業会計補正予算(第2号)日程第23 議案第21号 伊勢市附属機関条例の制定について日程第24 議案第22号 伊勢市青少年相談センター条例の制定について日程第25 議案第23号 伊勢市子ども家庭支援ネットワーク条例の制定について日程第26 議案第24号 伊勢市障害者施策推進協議会条例の制定について日程第27 議案第25号 附属機関等の見直しに伴う関係条例の整備等について日程第28 議案第26号 公の施設の位置の整理に伴う関係条例の整理について日程第29 議案第27号 伊勢市総合計画条例の制定について日程第30 議案第28号 伊勢市職員給与条例等の一部改正について日程第31 議案第29号 伊勢市市税条例等の一部改正について日程第32 議案第30号 伊勢市土地開発基金条例の一部改正について日程第33 議案第31号 伊勢市学校設置条例の一部改正について日程第34 議案第32号 伊勢市立学校施設の開放に関する条例の一部改正について日程第35 議案第33号 伊勢市障害者介護給付費等の支給に関する審査会条例の一部改正について日程第36 議案第34号 伊勢市国民健康保険条例の一部改正について日程第37 議案第35号 伊勢市農業委員会条例の全部改正について日程第38 議案第36号 伊勢市都市公園条例の一部改正について日程第39 議案第37号 鳥羽市との定住自立圏形成協定の変更について日程第40 議案第38号 志摩市との定住自立圏形成協定の変更について日程第41 議案第39号 玉城町との定住自立圏形成協定の変更について日程第42 議案第40号 度会町との定住自立圏形成協定の変更について日程第43 議案第41号 大紀町との定住自立圏形成協定の変更について日程第44 議案第42号 南伊勢町との定住自立圏形成協定の変更について日程第45 議案第43号 明和町との定住自立圏形成協定の変更について日程第46 議案第44号 市有財産の取得について日程第47 議案第45号 市道の路線の認定について日程第48 議案第46号 人権擁護委員の推薦につき意見を聞くことについて日程第49 議案第47号 人権擁護委員の推薦につき意見を聞くことについて本日の会議に付した事件 1.会議録署名議員の指名について 1.会期の決定について 1.平成29年度伊勢市一般会計予算 1.平成29年度伊勢市国民健康保険特別会計予算 1.平成29年度伊勢市後期高齢者医療特別会計予算 1.平成29年度伊勢市介護保険特別会計予算 1.平成29年度伊勢市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算 1.平成29年度伊勢市観光交通対策特別会計予算 1.平成29年度伊勢市土地取得特別会計予算 1.平成29年度伊勢市病院事業会計予算 1.平成29年度伊勢市水道事業会計予算 1.平成29年度伊勢市下水道事業会計予算 1.平成28年度伊勢市一般会計補正予算(第4号) 1.平成28年度伊勢市国民健康保険特別会計補正予算(第2号) 1.平成28年度伊勢市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) 1.平成28年度伊勢市介護保険特別会計補正予算(第3号) 1.平成28年度伊勢市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号) 1.平成28年度伊勢市観光交通対策特別会計補正予算(第2号) 1.平成28年度伊勢市土地取得特別会計補正予算(第2号) 1.平成28年度伊勢市病院事業会計補正予算(第3号) 1.平成28年度伊勢市水道事業会計補正予算(第2号) 1.平成28年度伊勢市下水道事業会計補正予算(第2号) 1.伊勢市附属機関条例の制定について 1.伊勢市青少年相談センター条例の制定について 1.伊勢市子ども家庭支援ネットワーク条例の制定について 1.伊勢市障害者施策推進協議会条例の制定について 1.附属機関等の見直しに伴う関係条例の整備等について 1.公の施設の位置の整理に伴う関係条例の整理について 1.伊勢市総合計画条例の制定について 1.伊勢市職員給与条例等の一部改正について 1.伊勢市市税条例等の一部改正について 1.伊勢市土地開発基金条例の一部改正について 1.伊勢市学校設置条例の一部改正について 1.伊勢市立学校施設の開放に関する条例の一部改正について 1.伊勢市障害者介護給付費等の支給に関する審査会条例の一部改正について 1.伊勢市国民健康保険条例の一部改正について 1.伊勢市農業委員会条例の全部改正について 1.伊勢市都市公園条例の一部改正について 1.鳥羽市との定住自立圏形成協定の変更について 1.志摩市との定住自立圏形成協定の変更について 1.玉城町との定住自立圏形成協定の変更について 1.度会町との定住自立圏形成協定の変更について 1.大紀町との定住自立圏形成協定の変更について 1.南伊勢町との定住自立圏形成協定の変更について 1.明和町との定住自立圏形成協定の変更について 1.市有財産の取得について 1.市道の路線の認定について 1.人権擁護委員の推薦につき意見を聞くことについて 1.人権擁護委員の推薦につき意見を聞くことについて出席議員(28名)      1番  上村和生君      2番  北村 勝君      3番  楠木宏彦君      4番  鈴木豊司君      5番  野崎隆太君      6番  吉井詩子君      7番  世古 明君      8番  野口佳子君      9番  岡田善行君     10番  福井輝夫君     11番  辻 孝記君     12番  吉岡勝裕君     13番  品川幸久君     14番  藤原清史君     15番  山根隆司君     16番  黒木騎代春君     17番  西山則夫君     18番  上田修一君     19番  小山 敏君     20番  杉村定男君     21番  浜口和久君     22番  工村一三君     23番  山本正一君     24番  佐之井久紀君     25番  宿 典泰君     26番  世古口新吾君     27番  中村豊治君     28番  中山裕司君欠席議員(0名)      なし職務のため議場に出席した事務局職員  事務局長       玉置行弘君   事務局次長      杉原正基君  議事係長       野中久司君   調査係長       山口 徹君  書記         森田晃司君説明のため出席した者  市長         鈴木健一君   副市長        藤本 亨君  病院事業管理者    藤本昌雄君   会計管理者      大西要一君  総務部長       可児文敏君   危機管理部長     谷口 尚君  情報戦略局長     中川芳明君   環境生活部長     坂本 進君  健康福祉部長     江原博喜君   産業観光部長     鈴木正人君  都市整備部長     中村 功君   上下水道部長     高谷幸良君  病院経営推進部長   森井 啓君   消防長        坂口典生君  総務課長       中川雅日君   教育長        北村 陽君  事務部長       佐々木昭人君  学校教育部長     藤原 厚君  監査委員       畑 芳嗣君   選挙管理委員会委員長 西宮晴一君  農業委員会会長    早川繁一君 △開会 午前9時58分 △開会の宣告 ○議長(浜口和久君) ただいまから市議会定例会を開会いたします。 本日の出席者は全員ですので、会議は成立いたしております。----------------------------------- △諸報告 ○議長(浜口和久君) 議会の議案等説明のため、市長、教育委員会教育長選挙管理委員会委員長農業委員会会長、監査委員の出席を求めましたところ、市長から副市長、病院事業管理者、会計管理者、各部長、局長、各総合支所長、消防長、理事、各次長、各参事、各課長、各室長、各副参事、各消防署副署長を、教育委員会教育長から各部長、各課長、所長、各参事を、また、選挙管理委員会委員長農業委員会会長、代表監査委員からそれぞれ事務局長を説明補助員として議場に出席承認方の申出がありましたので、これを承認いたしておきましたから御報告いたします。----------------------------------- △開議の宣告 ○議長(浜口和久君) 本日の議事日程はお手元に配付のとおりです。 それでは、会議に入ります。-----------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(浜口和久君) 日程第1、「会議録署名議員の指名について」を行います。 本議会の会議録署名者は、会議規則第87条の規定により、議長において、5番、野崎議員、6番、吉井議員の御両名を指名いたします。----------------------------------- △会期の決定 ○議長(浜口和久君) 次に、日程第2、「会期の決定について」を議題といたします。 お諮りいたします。 本議会の会期は、本日から3月27日までの29日間と決定いたしまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜口和久君) 御異議なしと認めます。 よって、本議会の会期は、本日から3月27日までの29日間と決定をいたしました。----------------------------------- △議案第1号外9件一括上程、説明 ○議長(浜口和久君) 次に、審議の都合により、日程第3、「議案第1号平成29年度伊勢市一般会計予算」から、日程第12、「議案第10号平成29年度伊勢市下水道事業会計予算」に至る10件を一括議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(鈴木健一君) それでは、平成29年3月市議会定例会の開会に当たりまして、市政に対する所信の一端を表明するとともに、平成29年度予算を初めとする諸議案について、その概要を御説明申し上げます。 まず、昨年開催されました伊勢志摩サミットにおいては、市民の皆様、議員各位の御理解と御協力をいただき、無事成功裏に終了することができました。この場をおかりし、改めて厚く感謝を申し上げます。主要国首脳が一堂に会した内宮での光景は、伊勢神宮が御鎮座をするこの地のすばらしさと伊勢市民であることへの誇りを強く感じるとともに、改めて伊勢の歴史を紡いでこられた先人への感謝の思いを抱いたところであります。 さて、国内外の情勢に目を向けますと、既にサミット参加国の首脳の大半が交代をするなど、国際情勢については激動期にあると言えます。 そうした中で、世界では、依然として続く内戦や紛争、テロ、また北朝鮮によるミサイル発射や核実験の実施など、情勢は極めて不安定な状況下にあるものと憂慮せざるを得ません。その一方で、オバマ前アメリカ大統領の被爆地広島への訪問は歴史的な出来事であり、核兵器の廃絶、世界恒久平和の具体的な一歩になったものと受けとめております。 また、イギリスのEU離脱や、保護主義政策を唱えるトランプアメリカ大統領の誕生は、今後の世界経済、日本経済に大きな影響を及ぼすものと考えられます。特に、アメリカが離脱を表明したTPPの今後の動向には、注視をしていく必要がございます。 国内に目を転じますと、人口減少、少子高齢化は進展をしており、東京圏への人口一極集中の傾向も続いております。 日本経済については、設備投資など一部に改善のおくれが見られるものの、個人消費や輸出、生産等が改善をし、緩やかな回復基調が続いているとされております。有効求人倍率も高水準を維持するなど、雇用情勢も着実に改善に向かっておりますが、デフレ経済からの脱却を目指した金融政策の効果はいまだあらわれていないのが現状であり、経済の好循環を進展させるよう、今後の政府の政策にも期待をするところであります。 また、観光立国を目指す我が国において、訪日外国人観光客は増加を続け、昨年は過去最高の2,400万人を記録いたしました。国は、観光を地方創生の切り札、GDP600兆円達成への成長戦略の柱と位置づけており、旅行産業や運輸及び宿泊産業のみならず、飲食や物販など、さまざまな産業への波及が見込まれ、本市においてもおくれをとらないよう一層の努力を重ねていきたいと考えております。 さて、本市においても、少子化、高齢化、人口減少が進行していることから、一昨年、策定をした伊勢市まち・ひと・しごと創生総合戦略により、中長期の視点に立ち、少子化、人口減少に歯どめをかける施策を進めているところでございます。 御遷後以降、減少が続いておりました神宮参拝者数は、昨年、増加に転じ、過去4番目となる874万人を記録し、また外国人参拝者数も10万人の大台を超えました。外国人観光客については、サミットの開催が発表された一昨年の下半期の三重県の外国人延べ宿泊者総数の昨年対比が、伸び率が全国第1位であることから、サミット効果があらわれているものと捉えております。 その一方で、今後、人口構造の変化に伴う社会保障費の増加、税収の減、老朽化に伴う公共施設等の更新、そして合併算定替の終了による地方交付税の縮減など、これまで以上に厳しい財政運営を余儀なくされるものと受けとめております。 こうした中、平成29年度の施策を進めるに当たっての基本的な考え方と重点的施策について申し上げます。 市政運営の基本といたしましては、一昨年、策定した伊勢市まち・ひと・しごと創生総合戦略により、人口減少克服、地方創生に特化した施策を進め、また、第2次伊勢市総合計画に基づき、子供たちの笑顔があふれ、幸せに年を重ねられるまちづくりを目指した総合的な施策を展開してまいります。そのためには、先人が築き上げてきた誇り高き伊勢の伝統と歴史を基盤として、安心と豊かさが実感できる、誰もが住みたい、住み続けたい、そして訪れたいと思っていただけるような活力と風格を兼ね備えたまちづくりを進めることが重要と考えております。 こうした信念のもと、2期目の公約として、災害に強いまちづくりの推進、医療、福祉、教育の充実、市民自治の推進、まちづくり、ポスト遷宮対策として観光振興、訪日外国人旅行客の誘客、食、伝統文化などの地域資源のブランド化を掲げ、その実現に向け、市政運営に邁進してまいりました。 こうした中、民間のシンクタンクが実施をしております地域ブランド調査2016の魅力度ランキングでは、本市は全国の1,000市区町村中21位と前年からさらに順位を上げております。また、昨年、実施をした市民アンケートでは、伊勢のまちが暮らしやすいとお答えいただいた方が全体の7割を占めたことからも、これまでの取り組みは一定の成果を上げていると受けとめております。 しかしながら、少子化や人口減少の抑制、地域振興など、課題は山積をしております。 平成29年度は、私に与えられた任期の最終年度となりますので、総仕上げとして、次の施策に重点的に取り組んでまいります。 最初に、災害に強いまちづくりの推進であります。 昨年は、熊本や鳥取県中部において大地震が発生をし、近い将来起こると予想されております南海トラフ地震への対策が必要となっております。また、昨年、国土交通省が見直しを行った宮川洪水浸水想定区域図では、浸水の範囲が拡大をし、また浸水の深さが増大をしており、これまでの浸水対策の見直しを迫られております。こうしたことから、地域防災計画の基本方針に基づき、東日本大震災や熊本地震の教訓を踏まえ、南海トラフ地震や風水害に係る防災、減災対策を推進してまいります。 ハード面では、残り2カ所となった津波避難施設の整備や長期補修計画に基づく都市ポンプ場の予防保全、機能更新などの対策を初め、市役所本庁舎の耐震補強工事に着手をしてまいります。 ソフト面につきましては、災害により市の機能が低下した場合であっても、災害対策業務を迅速に実施し、通常業務を早期に再開させるよう、現在、策定中の業務継続計画をマネジメントしていくとともに、実践的な図上訓練を重ねることで、災害対応能力の高い市役所づくりを目指してまいります。市民の皆様には、防災センターや避難訓練などにおいて講習などを行い、地域防災計画で定められております自助、共助の考え方を、さらに啓発してまいりたいと考えております。 なお、これまでは、命を守る観点から、避難所整備など災害応急対策に注力をしてまいりましたが、今後は命をつなぐ施策である備蓄物資の整備、避難所運営などを重点施策として取り組んでまいります。 次に、医療、福祉、教育の充実でございます。 まず、医療の充実については、長年の懸案事項でありました市立伊勢総合病院の建てかえについて、平成31年1月の開院に向け鋭意取り組みを進めております。また、新改革プランに基づき医師や看護師の確保等、医療機能を充実するとともに、経営の効率化を図り、健全な経営基盤の確立を目指してまいります。 福祉の充実については、地域福祉の取り組みとして、いせライフセーフティネット事業を実施いたします。 この事業は、伊勢市社会福祉協議会にコミュニティソーシャルワーカーを配置し、地域における見守り、発見、つなぐ、こういった機能を強化し、必要な人に必要なサービスが届く仕組みを整備するものでございます。 実施に当たっては、地域福祉のかなめである自治会や民生・児童委員の皆様を初め、地域の皆さんによる支援ネットワークが必要不可欠でございますので、御理解と御協力をよろしくお願い申し上げます。 児童福祉においては、地域によって差があった放課後児童クラブの保育料金を平成28年度から統一をし、子育て家庭の経済的負担の軽減を図ったところでございます。今後は、子育ての負担感を軽減するため、養育支援が必要な家庭に対し、子育て経験者等による育児、家事の援助、養育に関する助言等を訪問により実施をし、養育上の諸問題の解決、軽減に取り組んでまいります。 また、課題となっておる保育所待機児童対策については、保育士の人材確保と施設の整備が必要でございます。保育士の人材確保としては、私立保育所における低年齢児に係る保育士の加配の促進、保育士資格保有者の就職支援等により、受け入れの拡大を図ります。 施設整備といたしましては、私立幼稚園の認定こども園への移行に当たっての施設整備を支援することにより定員の拡充を図るほか、事業内保育施設の設置についても促進をし、待機児童問題の解消を図ってまいります。 これらのほかにも、保育サービスが円滑に利用できるようなサポート体制も整備をしてまいります。また、発達障がいのある子供たちの総合支援窓口、こども発達支援室を4月から、福祉健康センター内に設置をし、支援体制を整備充実いたします。 高齢者福祉については、医療、介護、住まい、介護予防、生活支援が立体的に提供される地域包括ケアシステムの構築に向け、介護予防・日常生活支援総合事業を4月から開始するとともに、在宅医療・介護連携推進事業として伊勢志摩定住自立圏を構成する近隣町とも連携をしながら、在宅医療拠点の設置を進めてまいります。 障がい者福祉については、手話通訳者の派遣により、障がいのある人との意思疎通を図るとともに、障がいに対する理解を深めるため、昨年12月に設置をした障がい者サポーター制度を推進いたします。 続いて、教育の充実につきましては、確かな学力と社会参画力の育成を図るため、サミットで涵養された子供たちの国際感覚を磨くとともに、今後の小学校英語の教科化を見据え、ALT--外国語指導助手の増員、小中学生の英語検定の受験料補助及び英語スピーチコンテストの開催など、英語力の向上に向けた取り組みを進めます。 また、次期学習指導要領におけるICT教育に関する実践研究や活用研究を進め、ICT教育を進めてまいります。 豊かな心を育成するため、子供の読書活動を推進いたします。読書は、子供たちの豊かな情操、完成、想像力を育む上で欠かせないものですが、子供たちの活字離れ、読書離れが進んでおります。これまで、各小中学校に図書館スタッフを配置し、読書環境の整備に取り組んでまいりました。その結果、これまでの3年間で平均貸し出し冊数が1.5倍になるなど、成果が出ておりますので、さらに読書習慣の定着を図る取り組みについて準備を進めてまいります。 さらに、質の高い文化、芸術を鑑賞、体験する機会を子供たちに提供し、豊かな想像力、コミュニケーション能力を高めてまいります。 健やかに生きていくための身体を育成するため、地元産食材を活用した給食など、地産地消を兼ねた食育も実施をしてまいります。 そして、小学校、中学校の学校統合については、いよいよ4月から伊勢宮川中学校、二見浦小学校が開校いたします。スクールバスの運行など、通学の安全確保を図るとともに、引き続き豊浜・北浜統合中学校、神社・大湊統合小学校の開校に向けた取り組みを進めるなど、鋭意推進をしてまいります。 なお、当初の計画よりおくれが生じていることから、学校統合推進室を係から課に昇格をし、体制を強化いたします。 次に、子供の貧困がもたらす教育格差問題が将来にわたっての貧困に連なることから、貧困の連鎖を断ち切るため、本年度から実施をしている生活困窮世帯の子供の学習支援の実施場所を増設し、充実をいたします。また、新入学児童生徒の学用品に係る就学援助費の支給時期を前倒しをし、保護者の負担軽減を図るなど、学びのセーフティーネットの確保を図ってまいります。ほか、いじめの防止、不登校対策にも引き続き力を入れてまいります。 次に、市民自治の推進、まちづくりであります。 現在、各小学校区のまちづくり協議会において、防災の取り組みや地元の歴史文化の掘り起こしと観光資源としての活用、生活支援や地域ブランドの研究など、住民の安全・安心の確保、地域振興を目指した独自の取り組みも始まり、まちづくりの新たな可能性が広がりつつあります。 さらに、地域の防災機能の強化等のまちづくり活動の充実及び共同事業の推進を図るため、財政支援を拡充いたします。 また、課題となっていた中心市街地の活性化については、伊勢市駅前のホテル建設やJT跡地への複合施設の建設など、民間資本の流入によりにぎわいが戻り、新たな人の流れが生まれつつあります。中でも、伊勢市駅前、外宮参道周辺の歩行者数は、平成16年と平成27年を比較すると6割増加をしております。 今後は、中心市街地活性化基本計画に基づき、伊勢市駅前再開発事業に関する支援を行い、さらなるにぎわいの創出と都市機能の再生、強化によるまちなか居住を推進するためにも、立地適正化計画を策定いたします。 次に、観光振興、外国人旅行者の誘客であります。 本市においては、観光はリーディング産業であり、本市のまち・ひと・しごと創生のエンジンでもあります。そこで、ポストサミットとして、インバウンド、バリアフリー観光、スポーツ誘客に力を入れてまいります。 インバウンドについては、昨年のサミットを大きなチャンスとして、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けた持続的な取り組みが重要と捉えております。サミット開催後、観光案内所を訪れる外国人観光客は増加をしておりますが、アメリカのコンサルタント会社が外国人を対象に調査したものでは、本市観光の中心となっている伊勢神宮の海外での認知度は3%とまだまだ低く、さらなる情報発信が必要と考えております。 そこで、皇學館大学と協働した外国人留学生による情報発信、また、外務省との連携による欧米諸国への情報発信、また、ウエブを活用したPR、台湾をターゲットとしたPRを行い、外国人誘客をさらに促進いたします。 バリアフリー観光については、平成33年に開催をされます三重とこわか国体や全国障害者スポーツ大会に向け、五十鈴川駅のバリアフリー化を促進するとともに、官民連携によるおもてなしヘルパーの取り組みをさらに進めてまいります。 スポーツ誘客については、インターハイや三重とこわか国体の競技会場となるフットボールヴィレッジを改修し、受け入れ環境を整備することで、サッカー、野球、テニスなどのスポーツ誘客を推進いたします。また、インターハイ、国体の開催準備を進めるため、産業観光部に国体推進課を設置いたします。 そのほか、4月21日から開催をされます第27回全国菓子大博覧会・三重の支援を行い、観光誘客を図ってまいります。 次に、食や伝統文化などの地域資源のブランド化であります。 観光庁の訪日外国人消費動向調査によれば、滞在中の行動として日本食を食べることが第一のほか、四季の体感、日本の歴史、伝統文化の体験などが上位に入っていることから、伊勢にしかない自然、歴史、伝統文化や暮らし、雰囲気などの地域資源の体験、体感などの魅力創出、そして情報発信が不可欠となっております。 本市には、すぐれた食材や伝統的な食文化、また、営々と受け継がれてきた伝統芸能、伝統行事、工芸品など、すばらしい地域資源があります。中でも、地元特産の農水産物については、サミットの食材としても活用され、国内外にその情報が発信されたことで注目度も高まっております。神宮御鎮座のまちとしての伊勢ブランドを備えておりますので、消費者にうまくPRできるよう農産物のブランド化を進めてまいります。 なお、ふるさと応援寄附金の返礼品として、蓮台寺柿、横輪芋、伊勢海苔などが好評を博していることから、他の農水産物も順次追加をし、全国に情報発信できるこの制度をブランディング手法として活用をしてまいります。 また、通や一色の馬瀬狂言などの伝統芸能、初穂曳やかんこ踊りなどの伝統行事、伊勢春慶や根付、一刀彫などの伝統工芸品等についても、シティプロモーションの取り組みの中で総合的に情報発信をし、認知度、魅力度を高めることでブランド価値を醸成し、誘客の促進、需要拡大を図ってまいります。 そのほか、当地域の食文化について、新たな魅力の創出、観光資源の多様化を図ってまいります。 このほか、重点取り組みとして、仕事の創出や産業振興、地域経済活性化のための創業支援、中小企業の経営力向上支援、プレミアム付き地域商品券の発行支援、少子化対策として出会い支援センターを活用した出会い・結婚支援や妊娠、出産、子育てまでの切れ目のない支援、また移住促進を兼ねた空き家対策など、まち・ひと・しごと創生の施策も進めてまいります。 また、ただいま申し上げた施策を推進するためにも、次期総合計画の策定、シティプロモーション、公共施設マネジメントなど、未来へつなぐ行政経営を進めてまいります。 そして、これらの施策を着実に実現するためには、健全で持続可能な財政運営が必要であります。このため、選択と集中による重点的な配分、投資を行いながら、効率的、効果的な行財政運営と財政基盤の強化を図ってまいります。また、伊勢志摩定住自立圏の中心市として、構成市町とも連携をしながら、地域全体の発展に向けリーダーシップを発揮してまいりたいと考えております。 以上、平成29年度に向けた私の基本的な姿勢を申し述べさせていただきました。市民の皆様、議員各位の御理解と御協力、御指導を賜りますよう心からお願いを申し上げます。 続いて、予算編成方針について御説明を申し上げます。 初めに、平成29年度国の予算編成及び地方財政についての概要を申し上げます。 国の予算編成の基本方針によれば、経済・財政再生計画の枠組みのもと、手を緩めることなく本格的な歳出改革の取り組みを強化するとともに、予算の中身を大胆に充填するとしており、このような方針のもとに編成をされた国の平成29年度一般会計予算案は、97兆4,547億円、対前年比で7,329億円、0.8%の増となっております。 また、本年1月に閣議決定をされた平成29年度の経済見通しと経済財政運営の基本的態度においては、平成29年度の国内総生産は553.5兆円程度、実質成長率は1.5%程度、名目成長率は2.5%程度となるものと見込まれております。 平成29年度の地方財政への対応としては、経済財政運営と改革の基本方針2015を踏まえ、国の一般歳出の取り組みと基調を合わせつつ、地方の安定的な財政運営に必要となる一般財源は、平成30年度までにおいて平成27年度の水準を下回らないよう実質同水準を確保するとしております。 次に、本市の平成29年度の予算編成ですが、先ほど申し上げましたとおり、国・地方ともに依然厳しい財政事情であることを認識し、自立的な行財政運営を進める上で予算編成に当たっての基本的な考え方を申し上げます。 合併後11年が経過をし、普通交付税の合併算定替特例加算の縮小の影響が顕著にあらわれ始めるとともに、有利な財源として活用してきた合併特例債の借り入れ条件が近づいており、これらにかわる財源確保が大きな課題となっております。 一方で、小中学校の統合校の整備、市立伊勢総合病院の建設といった大きな財政負担に加え、公共施設の集中更新時期を迎え、多額の更新経費も見込まれております。 これらの状況を念頭に置きながらも、第2次伊勢市総合計画、伊勢市まち・ひと・しごと創生総合戦略に掲げた施策を展開し、子供たちの笑顔があふれ、幸せに年齢を重ねられる少子高齢化のまちの実現に向けた取り組みを着実に進め、課題解決を図ることが重要であります。 また、昨年に開催をされました伊勢志摩サミットを皮切りに、全国菓子大博覧会、高校総体、国民体育大会が、来年度以降、順次開催をされ、本市の注目度は上昇傾向にあります。これらを契機として、認知度、魅力度を向上させ、将来を見据えた誘客につながる事業の積極的な展開も進めていく必要があります。 そのためには、将来に向けた行財政運営を持続可能とするため、財源の確保、歳出削減の努力とともに、限られた財源・人員で最大の効果を発揮できるよう最大限の努力をしてまいります。 また、市民生活の利便性、快適性向上を目指し、安全・安心して暮らせる生活環境基盤の整備、特に市民生活に身近なところでの整備については、優先的に進めてまいりたいと考えております。また、市町村合併後、地域間格差の是正を積極的に進めてまいりましたが、これらのことについても、引き続き取り組みを進め、格差の解消を目指してまいります。 以上、所信の一端、経済動向、予算編成に当たっての基本的な考え方を申し上げました。 続いて、これら施策を遂行するための新年度予算を初めとする各議案について、順を追って御説明を申し上げます。 まず、「議案第1号平成29年度伊勢市一般会計予算」について御説明を申し上げます。 一般会計予算総額は519億1,457万6,000円となり、前年度予算と比較をすると、金額で17億9,884万5,000円、率にすると3.6%の増となっております。 新年度予算を性質別に分類すると、投資的経費として64億7,278万7,000円、消費的経費として304億8,573万7,000円、他の経費として149億5,605万2,000円という構成になっております。 また、それぞれを前年度予算額と比較すると、投資的経費では1億3,085万4,000円、2.1%の増、消費的経費では6,318万8,000円、0.2%の減、その他の経費では17億3,117万9,000円、13.1%の増となっております。 以下、歳出の主なものについて順を追って御説明を申し上げます。 まず、総務費ですが、企画費において、第3次総合計画の策定、出会い・結婚支援事業、公共施設マネジメント事業の取り組みに要する経費等を計上しております。 基金管理費において、ふるさと創生基金への積立金を計上しております。 財産管理費において、本庁舎の改修に要する経費等を計上しております。 地域自治推進費において、まちづくり協議会及び自治区振興に要する経費等を計上しております。 防犯活動推進費において、防犯灯のLED化に要する経費等を計上しております。 次に、民生費でございますが、社会福祉総務費において、健幸ポイント事業に要する経費等を計上しております。 障がい者福祉対策として、意思疎通支援事業、障がい者サポーター事業及び各種自立支援に要する経費等を計上しております。 医療費支給事業では、障がい者、子供、ひとり親家庭等の医療費の助成に要する経費を計上しております。 地域福祉の推進対策として、生活困窮者の自立支援、地域福祉の活動支援に要する経費等を計上しております。 児童福祉対策として、待機児童対策、養育支援訪問事業、子供の発達支援に要する経費等を計上しております。 次に、衛生費でございますが、地域医療体制の確保、予防接種、生活習慣病対策、妊娠から出産までの包括的な支援に要する経費等を計上しております。 次に、労働費でございますが、若者、障がい者、女性の求職者--仕事を求めている方に対する就職支援に要する経費を計上しております。 次に、農林水産業費ですが、農地・農業用施設の保全管理及び長寿命化に対する支援を初め、各種振興事業に要する経費、水産物の移動販売車の導入支援に要する経費等を計上しております。 次に、商工費でございますが、商店街等の振興対策を初め、中小企業の経営力の向上支援、プレミアム付き地域商品券の発行支援に要する経費等を計上しております。 次に、観光費でございますが、伊勢の魅力を国内外に広く紹介するため、積極的な情報の発信、誘客活動の展開に要する経費、外国人観光客の誘致、受け入れに要する経費等を計上しております。 次に、土木費ですが、まず道路橋梁関係として、市民の皆様から多くの御要望をいただいておる生活関連道路の改良のほか、道路の新設、通学路設備に要する経費等を計上しております。 河川関係として、浸水・排水対策のため計画的な河川改修、排水施設の機能更新に要する経費等を計上しております。 都市計画関係としては、中心市街地におけるまちづくりの取り組み、五十鈴川駅のバリアフリー化の支援、宮川橋のかけかえに向けた周辺道路の測量に要する経費等を計上しております。 住宅関係として、住宅・建築物の耐震改修の促進及び空き家対策に要する経費等を計上しております。 次に、消防費でございますが、消防関係として、災害対応特殊化学消防ポンプ自動車の更新、災害対策として、津波による浸水災害を想定した津波避難所等の整備に要する経費等を計上しております。 次に、教育費でございますが、教育振興として、小中学校の適正規模化・適正配置の推進、外国語学習の充実、読書活動の推進に要する経費等を計上しております。 小中学校関係として、統合校の整備に要する経費、保健体育関係として、高校総体、国民体育大会の開催に向けた施設整備に要する経費等を計上しております。 以上、歳出の主なものについて御説明申し上げましたが、これらに要する財源として、市税164億4,000万円、地方消費税交付金18億9,600万円、地方交付税97億7,000万円、国・県支出金94億5,113万円、市債69億5,390万円等をそれぞれ充当することとしております。 なお、歳入歳出予算のほか、継続費、債務負担行為、地方債、一時借入金及び歳出予算の流用についてもそれぞれ計上しておりますので、御審議のほどよろしくお願いを申し上げます。 次に、「議案第2号平成29年度伊勢市国民健康保険特別会計予算」については、総額155億5,574万7,000円となり、前年度当初予算と比較をすると0.7%の減となっております。これは、保険給付費は増となるものの、共同事業拠出金の減によるものが主なものでございます。そのほか、一時借入金についても計上をしております。 次に、「議案第3号平成29年度伊勢市後期高齢者医療特別会計予算」については、総額29億6,964万9,000円となり、前年度当初予算と比較をすると2.9%の増となり、後期高齢者医療広域連合納付金及びこれに関連をする事務費等を計上しております。そのほか、一時借入金についても計上をしております。 次に、「議案第4号平成29年度伊勢市介護保険特別会計予算」については、総額132億9,962万円となり、前年度当初予算と比較をすると3.6%の増となっております。これは、主に保険給付費及び地域支援事業費の増によるものでございます。その他、一時借入金についても計上をしております。 次に、「議案第5号平成29年度伊勢市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算」については、総額716万5,000円となり、貸付元利金の回収、公債費及び事務費を計上しております。 次に、「議案第6号平成29年度伊勢市観光交通対策特別会計予算」については、総額5億113万2,000円となり、市営宇治駐車場の管理運営及び渋滞対策に要する経費を計上しております。そのほか、一時借入金についても計上をしております。 次に、「議案第7号平成29年度伊勢市土地取得特別会計予算」については、総額10億4,685万円となり、土地開発基金からの繰入金を財源とし、公共事業促進のため、用地の先行取得に要する経費を計上しております。 次に、「議案第8号平成29年度伊勢市病院事業会計予算」については、業務の予定量として、入院患者1日平均210人、外来患者521人、健診・ドック受診者47人と見込み、収益的収支に所要の経費を計上しております。 資本的収支においては、新病院建設事業、器械備品購入、医師及び看護師奨学金の支給に要する経費等を計上しております。そのほか、債務負担行為、企業債、一時借入金及び支出予算の流用についても、それぞれ計上をしております。 病院事業については、医師不足や国の医療費抑制方針もあり、収支状況は非常に厳しいものと予想されますが、医療の質の向上に努めるとともに、さらなる合理化、健全経営にも努めてまいりたいと考えております。 次に、「議案第9号平成29年度伊勢市水道事業会計予算」については、業務の予定量として、給水戸数5万6,206戸、年間総給水量1,620万立方メートルを見込み、収益的収支に所要の経費を計上しております。 資本的収支においては、配水及び給水施設の設置等事業、老朽管の更新事業、配水管敷設事業、公共下水道事業に伴う配水管の布設がえ等の建設改良費を主なものとして計上をしております。そのほか、債務負担行為、企業債、一時借入金及び支出予算の流用についても、それぞれ計上をしております。 次に、「議案第10号平成29年度伊勢市下水道事業会計予算」については、業務の予定量として、排水戸数2万3,108戸、年間総排水量650万2,000立方メートルを見込み、収益的収支に所要の経費を計上しております。 資本的収支においては、流域関連公共下水道事業、宇治・中村特環公共下水道事業、雨水管渠敷設事業、ポンプ場更新事業等の建設改良費を主なものとして計上をしております。そのほか、債務負担行為、企業債、一時借入金及び支出予算の流用についても、それぞれ計上をしております。 水道・下水道事業についても、より一層経営の合理化を推進し、企業としての独立採算制を堅持し、健全経営に努めてまいりたいと考えております。 以上、新年度の各予算について、概要を申し上げました。詳細につきましては副市長から御説明を申し上げます。何とぞよろしく御審議のほどお願いを申し上げます。 ○議長(浜口和久君) 副市長。 ◎副市長(藤本亨君) それでは、「議案第1号平成29年度伊勢市一般会計予算」外9件につきまして、補足の御説明を申し上げます。 まず、「議案第1号平成29年度伊勢市一般会計予算」につきまして御説明を申し上げます。 それでは、説明の便宜上、歳出からその主なものにつきまして御説明を申し上げますので、50ページをお開きください。 中段の款2総務費、項1総務管理費、目8企画費では、1の(1)総合計画推進事業として、258万6,000円を計上しております。これは、第3次総合計画の基本構想、基本計画を策定するものでございます。 次に、1の(4)出会い・結婚支援事業とて1,562万5,000円を計上しております。これは、いせ出会い支援センターを拠点に、結婚に向けた相談、出会いの場の情報提供、セミナーの開催に加え、企業の協力を得ながら事業所間の交流の機会を創出しようとするものでございます。 次に、5の(2)公共施設マネジメント事業として、376万9,000円を計上しております。これは、地域説明会の開催に要する経費のほか、公共施設のデータ等の蓄積、管理、分析などを効率的に行う公共施設管理システムの導入を行うものでございます。 次に、52ページをお願いします。 下段の目14基金管理費では、54ページに移っていただきまして、1の(5)ふるさと創生基金として8億円を計上しております。これは、土地開発基金の額の変更に伴う処分金の一部をふるさと創生基金に積み立て、今後の財政需要に備えようとするものでございます。 次に、中段の目16財産管理費では、2の(1)本庁舎改修事業として8億6,416万1,000円を計上しております。これは、行政の中枢機能である市役所本庁舎の安全性・利便性の向上を図るため、改修工事に要する経費を計上したものでございます。本工事は、平成30年度中の完成を予定しておりまして、この間、市民の皆様に御不便をおかけすることとなりますが、御理解いただきますようお願いを申し上げます。 次に、56ページをお願いします。 下段の目19地域自治推進費では、1地域自治推進事業として1億7,956万2,000円を計上しております。これは、ふるさと未来づくりの制度充実を図り、地域課題の解決に向け活発な地域活動の展開を支援するものでございます。 次に、58ページをお願いします。 下段の目22防犯活動推進費では、1の(6)防犯灯LED化推進事業として5,132万9,000円を計上しております。これは、市所有の全ての防犯灯を、経済面、環境面、効率面ですぐれたLED防犯灯へ取りかえを行うものでございます。なお、自治会所有の防犯灯につきましても、引き続きLED化の推進を行うこととしております。 次に、74ページをお願いします。 款3民生費、項1社会福祉費、目1社会福祉総務費では、12の(1)健幸ポイント事業として4,755万7,000円を計上しております。これは、ウオーキング等の活動をポイント化することで、健康づくりに関心が薄い方の参加を促し、健康増進を広く推進するため経費を計上したものでございます。 次に、下段の目2障害者福祉費では、1の(2)意思疎通支援等事業として1,977万9,000円を計上しております。これは、聴覚・視覚等の障がい者との意思疎通の円滑化を図るため、手話通訳者、要約筆記者等の派遣及び手話奉仕員の養成を行うものでございます。 次に、1の(3)障がい者サポーター事業として903万2,000円を計上しております。これは、昨年12月に創設した障がい者サポーター制度の趣旨に賛同する市民、企業等をサポーターとして登録し、ボランティア活動やイベント等への参加を通じて交流を深め、障がい者の方が暮らしやすい共生のまちをつくろうとするものでございます。 次に、76ページをお願いします。 下段の目5地域福祉推進費で、1億4,730万6,000円を計上しております。これは、新たに目を新設し、地域の機能強化を図り、既存の制度では対応な困難なケースに対しても地域全体で支える仕組みの構築を図るいせライフセーフティネット事業を行うもので、コミュニティソーシャルワーカーの配置、生活困窮家庭の児童生徒への学習相談及び学習支援に要する経費等を計上したものでございます。 次に、82ページをお願いします。 項3児童福祉費、目1児童福祉総務費では、5の(7)低年齢児保育充実事業補助金として3,163万4,000円を計上しております。これは、育児休業の終了等による年度途中の低年齢児の保育ニーズが高く、随時の児童の受け入れを容認するため、年度当初からの保育士の加配、確保に要する経費を助成し、入所待機児童の発生を防ごうとするものでございます。 次に、7の(1)民間認定こども園施設整備事業補助金として2億4,121万1,000円を計上しております。これは、低年齢児の受け入れなどの保育ニーズに対応するため、認定こども園への改築費用を支援し、保育定員の拡充を図ることで、入所待機児童の発生を防ごうとするものでございます。 次に、84ページをお願いします。 中段の目4児童福祉施設費の16億5,096万2,000円については、市立保育所及び市立認定こども園における各種保育事業、施設の管理運営等に係る経費を計上しております。 次に、86ページをお願いします。 目6子ども発達支援費の1億362万4,000円については、本年4月に設置するこども発達支援室における発達障がい児の相談、支援等に要する経費を計上したものでございます。 次に、94ページをお願いします。 款4衛生費、項1保健衛生費、目1保健衛生総務費では、2伊勢広域環境組合運営事業として、伊勢広域環境組合の運営・管理に関する経費のうち、斎場分及びし尿処理分合わせまして2億5,482万5,000円の負担金を計上しております。 次に、下段の目2保健センター費では、96ページに移りまして、6病院事業会計繰出金として10億5,433万2,000円を計上しております。これは、病院事業の経営基盤の強化を図り、安定した経営のもと公立病院としての役割を担うため、基準に基づく繰り出し及び経営改善のための繰り出しを行うものでございます。 次に、7の(1)連携リハビリテーション医学講座設置事業として2,400万円を計上しております。これは、新病院における回復期リハビリテーション病棟の充実に向け、継続的な医師派遣の仕組みを構築するとともに、伊勢志摩サブ保健医療圏のリハビリテーション環境の充実を図るものでございます。 次に、7の(2)公的病院支援事業補助金として3,000万円を計上しております。これは、地域医療体制の確保を図るため、小児医療病床及び周産期医療病床を保有する伊勢赤十字病院へ、その運営経費の一部を助成するものでございます。 次に、8病院事業出資金として9億8,310万円を計上しております。これは、繰出基準に基づき、新病院建設に係る経費の4分の1を出資するものでございます。 次に、98ページをお願いします。 上段の目5母子保健推進費では、6妊娠出産包括支援事業として1,430万円を計上しております。これは、中央保健センター内に設置した子育て世代包括支援センター--ママ☆ほっとテラスにおいて、妊娠から出産、子育て期にわたる切れ目のない支援を行うための経費を計上したものでございます。 次に、106ページをお願いします。 款5労働費、項1労働諸費、目1労働諸費では、1の(4)中小企業退職金共済制度奨励補助金として69万6,000円を計上しております。これは、中小企業の退職金制度の加入促進と従業員の雇用の安定を図るため、掛金の一部助成を行うものでございます。 次に、108ページをお願いします。 款6農林水産業費、項1農業費、中段の目2農業総務費では、2の(2)伊勢地域農業共済事務組合事務継承事業として2億6,908万5,000円を計上しております。これは、伊勢地域農業共済事務組合の解散に伴い、組合事務を引き継ぎ、清算業務等を行うものでございます。 次に、目3農業振興費では、110ページに移りまして、2の(6)農産物ブランド化推進事業として345万6,000円を計上しております。これは、ブランド力を高めるため、生産量の増加や品質向上のほか、商談会の参加による販路拡大に要する経費を助成するものでございます。 次に、116ページをお願いします。 項3水産業費、中段の目2水産振興費では、5水産振興事業として228万円を計上しております。これは、伊勢で水揚げされる水産物の知名度向上及び消費拡大を図るため、伊勢湾漁業協同組合が導入する移動販売車の購入に対して、昨年に引き続き助成を行うものでございます。 次に、118ページをお願いします。 款7商工費、項1商工費、目2商工業振興費では、2中小企業振興対策事業として5,995万5,000円を計上しております。これは、商店街の活性化ほか中小企業の負担軽減及び創業者支援を行うものでございます。 次に、5地域産業振興事業として9,390万8,000円を計上しております。これは、全国菓子大博覧会の開催のほか、皇學館大学との連携による商店街のにぎわい創出及び地域経済の活性化を目指したプレミアム付き地域商品券の発行支援等を行うものでございます。 次に、122ページをお願いします。 上段の款8観光費、項1観光費、目1観光総務費では、3の(4)外国人観光客受入強化事業として1,666万6,000円を計上しております。これは、伊勢志摩サミットの影響により、今後、増加が想定される外国人観光客の受け入れ強化を図るため、外国人観光客の目線による魅力、改善点の調査等を行う経費等でございます。 次に、6の(2)内宮周辺トイレ整備事業として248万6,000円を計上しております。これは、内宮おはらい町周辺において、恒常的なトイレ不足及び利用方法の変化に伴う洋式化、多目的化に対応するため、市営宇治駐車場周辺へのトイレの設置に向けた建築設計を行うものでございます。 次に、目2旅客誘致費では、1の(1)観光情報発信事業として8,589万9,000円を計上しております。これは、新聞、雑誌、路線バスへの広告掲載やデジタルメディアを活用した情報発信を行い、伊勢への誘客を図ろうとするものでございます。 次に、1の(5)外国人観光客誘致推進事業として4,556万2,000円を計上しております。これは、外務省が海外で開設する情報発信拠点ジャパン・ハウスと連携し、伊勢の魅力を発信し、次世代の柱となり得る外国人観光客の誘致を図るものでございます。 次に、128ページをお願いします。 款9土木費、項2道路橋梁費においては、生活に密着した基盤整備を行うための、中段の目2道路維持費において、生活道路維持に要する経費2億1,701万5,000円を、下段の目3道路新設改良費において、道路側溝等の改良などに要する経費5億3,655万1,000円を計上しております。 次に、130ページをお願いします。 目6道路整備事業費において、伊勢赤十字病院や商業施設等への交通により慢性的な渋滞が発生し、一般車両のみならず、救急車両の通行に支障を来している一之木5丁目16号線、送迎等で一般車両の交通量が増加している宇治山田駅周辺、また通学路における危険箇所の解消を図り、子供たちが安心・安全に通学できる歩行空間の整備に要する経費など2億2,436万6,000円を計上しております。 次に、132ページをお願いします。 中段の項3河川費、目3河川改良費において、集中豪雨及び台風時の浸水被害や重大災害の発生防止を図るため、護岸改良等に要する経費7,840万円を、目4排水路維持費において、ポンプ場の機能診断に基づき算定された長期補修計画による予防保全、機能更新に要する経費3億8,482万9,000円を、目5排水路整備費において、河川と同様に浸水被害等の防止を図るため、排水路改良等に要する経費2億2,060万円を計上しております。 次に、136ページをお願いします。 中段の項5都市計画費、目2まちづくり推進費では、1の(1)中心市街地再生事業として1億3,120万円を計上しております。これは、伊勢市駅周辺ににぎわいを創出し中心市街地の活性化を図るため、民間事業者が実施する市街地再開発事業等に支援を行うものでございます。 次に、1の(4)交通施設バリアフリー化事業として483万3,000円を計上しております。これは、平成33年度開催の国民体育大会や全国障害者スポーツ大会に向け、五十鈴川駅においてバリアフリー化設備等の整備を行う鉄道事業者に対する助成を行うものでございます。 次に、138ページをお願いします。 中段の目5街路事業費の2億2,588万1,000円は、本町大湊線ほかの街路整備及び高向小俣線の測量・設計を行うものでございます。 次に、目6公園費では、1の(2)グラウンド・ゴルフ場整備事業として3,684万8,000円を計上しております。これは、伊勢市廃棄物投棄場跡地に、市民の健康増進、地域間の交流を図るグラウンドゴルフ場の整備に要する経費を計上したものでございます。 次に、140ページをお願いします。 下段の項6住宅費、目2住宅対策費では、1の(2)空家等対策事業として1,069万9,000円を計上しております。これは、空き家バンクを創設し空き家の利活用を図る経費のほか、空き家の改修費用を助成し、県外からの移住促進を図ろうとするものでございます。 次に、142ページをお願いします。 款10消防費、項1消防費、目1常備消防費では、各種資機材の購入のほか、災害対応特殊化学ポンプ自動車の更新に要する経費などを計上しております。 次に、144ページをお願いします。 下段の目5災害対策費、146ページに移りまして、4の(2)避難所等整備事業として7億1,600万2,000円を計上しております。これは、二見町今一色、東豊浜町の避難施設の整備に要する経費をそれぞれ計上したものでございます。 ○議長(浜口和久君) 副市長。 ◎副市長(藤本亨君) はい。
    ○議長(浜口和久君) すみません、会議の途中ですが、11時10分まで休憩いたします。 △休憩 午前10時58分 △再開 午前11時09分 ○議長(浜口和久君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 当局の説明を求めます。 副市長。 ◎副市長(藤本亨君) 次に、148ページをお願いします。 款11教育費、項1教育総務費、目2教育振興費、150ページに移りまして、7伊勢の英語力向上推進事業の7,105万7,000円は、小学校において、平成32年度から、3・4年生の英語活動、5・6年生の教科化が予定されていることから、このことに先駆けて外国語指導助手を増員し、外国語によるコミュニケーション能力の素地や基礎を養うほか、スピーチコンテストの開催や英語検定料を助成し、英語への関心、意欲を高めるための経費を計上したものでございます。 次に、8の(2)読書大好キッズプロジェクト事業として1,864万8,000円を計上しております。これは、学校図書館スタッフと連携し本に親しむ環境をつくることで、子供たちへの読書週間の定着を図ろうとするものでございます。 次に、目4教育研究所費では、2の(3)子ども輝き生き活き総合推進事業として4,737万8,000円を計上しております。これは、いじめ、不登校の早期発見対応、未然防止に努めるため、教職員のカウンセリングマインドの向上を図るための経費等を計上しております。 次に、2の(6)スクールイノベーション総合推進事業として668万3,000円を計上しております。これは、ICT機器を活用した授業内容の充実を図るため、大学と協働し、指定校での実践研究を行うものでございます。 次に、154ページをお願いします。 項2小学校費、下段の目3中学校建設費の1億1,939万5,000円については、神社小学校・大湊小学校統合校及び明野小学校の特別教室棟の整備に向けた建築設計に要する経費を計上したものでございます。 次に、156ページをお願いします。 項3中学校費、下段の目3中学校建設費では13億3,983万1,000円を計上しております。これは、豊浜中学校と北浜中学校の統合では校舎及び屋内運動場の建設を、宮川中学校と沼木中学校の統合ではグラウンド整備に要する経費をそれぞれ計上したものでございます。 次に、160ページをお願いします。 項5社会教育費、下段の目3文化振興費では、1の(4)次世代のための文化芸術推進事業として133万7,000円を計上しております。これは、児童生徒に文化芸術の鑑賞、体験の機会を提供し、後継者の育成を図るためのきっかけづくりを行うものでございます。 次に、170ページをお願いします。 項6保健体育費、中段の目4体育振興費では、6全国高校総体・国民体育大会開催事業において2,423万6,000円を計上しております。これは、平成30年の高校総体、平成33年の国民体育大会の開催を円滑に進めるための経費を計上したものでございます。 次に、目5体育施設費では、1の(3)高校総体・国体施設整備事業として2億9,873万2,000円を計上しております。これは、先ほどと同様に、高校総体、国民体育大会の開催に向けて、伊勢フットボールヴィレッジを大会開催基準に合った施設に整備しようとするものでございます。 以上、簡単でございますが、歳出についての説明を終わらせていただきます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、14ページにお戻りください。 まず、款1市税については、市税全体で164億4,000万円の計上としております。下段の款2地方譲与税から18ページ中段の款12交通安全対策特別交付金に至る歳入については、地方財政計画等を参考にし、予算計上したものでございます。 下段の款13分担金及び負担金、款14使用料及び手数料、22ページに移りまして、款15国庫支出金、26ページ中段の款16県支出金については、いずれも説明欄に記載のとおりでございまして、それぞれの条例に定める額及び補助要綱等に基づき算出し、計上したものでございます。 次に、40ページをお願いします。 款21諸収入、項5雑入、中段の目13雑入で12億8,570万4,000円を計上しておりますが、これは、土地開発基金の一部処分に伴う収入が主なものとなっております。 次に、下段の款22市債については、42ページに移りまして、それぞれ説明欄に記載のとおりでございます。 以上で歳入についての説明を終わらせていただきます。 次に、継続費、債務負担行為、地方債について御説明申し上げます。 8ページをお願いします。 第2表継続費でございますが、本庁舎改修事業及び豊浜中学校・北浜中学校統合校整備事業について、それぞれ2カ年の継続費を設定しております。 第3表債務負担行為でございますが、市税等各種帳票及び資料情報等作成業務委託、ほか8件について債務負担行為を設定しております。 次に、10ページの第4表地方債につきましては、平成29年度の事業について、限度額等を計上しております。 次に、1ページをお願いします。 第5条では、一時借入金の限度額を40億円としております。 以上で一般会計予算の説明を終わらせていただきます。 次に、201ページをお開きください。 「議案第2号平成29年度伊勢市国民健康保険特別会計予算」につきまして御説明を申し上げます。 歳出から、その主なものについて御説明申し上げます。 224ページをお願いします。 款2保険給付費、項1療養諸費でございますが、82億9,845万円を計上しております。 次に、226ページをお願いします。 項2高額療養費では11億6,610万円を計上しております。 次に、234ページをお願いします。 款3後期高齢者支援金等では16億4,760万9,000円を計上しております。これは、後期高齢者医療制度を運営するための財源の約4割を支えるため、医療保険者として三重県後期高齢者医療広域連合に対し支援金を出資するものでございます。 240ページをお願いします。 款6介護納付金では6億3,576万7,000円を計上しております。これは、介護保険第2号被保険者数及び1人当たりの負担額により算定し、社会保険診療報酬支払基金へ支払うものでございます。 次に、242ページをお願いします。 款7共同事業拠出金では33億607万9,000円を計上しております。これは、県内市町の国民健康保険者間での保険料の平準化、財政の安定化を図るための三重県国民健康保険団体連合会への拠出金が主なものでございます。 次に、244ページをお願いします。 款8保健事業費、項1特定健康診査等事業費では1億7,280万5,000円を計上しております。これは、医療保険者に義務づけられた生活習慣病に関する特定健康診査と特定保健指導を実施するものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げますので、208ページをお願いします。 款1国民健康保険料でございますが、28億2,173万4,000円を計上しております。保険料の収納率として、一般被保険者現年賦課分で92.0%、退職被保険者等現年賦課分で96.0%を見込み、計上したものでございます。 次に、210ページをお願いします。 款3国庫支出金では、保険給付費を初め、市町間の財政力の格差を補う交付金等で30億8,504万1,000円を計上しております。 次に、款5前期高齢者交付金では41億1,599万6,000円を計上しております。これは、各医療保険者間の加入者層の違いにより生じている医療費負担の不均衡を解消するため、社会保険診療報酬支払基金から調整交付されるものでございます。 次に、212ページをお願いします。 款7共同事業交付金として32億1,210万円を計上しております。これは、三重県国民健康保険団体連合会が事業主となり、保険者の財政運営の安定化を図るため、共同事業拠出金を財源に交付されるものでございます。 次に、款9繰入金、項1他会計繰入金では、一般会計からの繰り入れ9億527万5,000円を計上し、次の項2基金繰入金では、保険料負担の軽減を図るため4億円を財政調整基金から繰り入れるものでございます。 以上で国民健康保険特別会計予算の説明を終わらせていただきます。 次に、261ページをお願いします。 「議案第3号平成29年度伊勢市後期高齢者医療特別会計予算」について御説明を申し上げます。 それでは、歳出の主なものを御説明申し上げますので、274ページをお願いします。 款2後期高齢者医療広域連合納付金については、制度の運営主体である三重県後期高齢者医療広域連合への負担金29億907万円を計上しております。内容としては、市が徴収する保険料のほか、療養給付費及び事務費に係る負担金でございます。 268ページをお願いします。 歳入でございますが、款1後期高齢者医療保険料においては、保険料の賦課を行う三重県後期高齢者医療広域連合の算定に基づきまして12億2,272万3,000円を計上しております。 次に、款2繰入金では17億4,460万5,000円を計上しております。これは、三重県後期高齢者医療広域連合への負担金及び市における事務費等に要する財源として、一般会計から繰り入れをするものでございます。 以上で後期高齢者医療特別会計予算の説明を終わらせていただきます。 次に、287ページをお願いします。 「議案第4号平成29年度伊勢市介護保険特別会計予算」について御説明申し上げます。 それでは、歳出から主なものを御説明申し上げますので、306ページをお願いします。 款2保険給付費でございますが、125億6,852万8,000円を計上しております。保険給付費の総額は、第6期介護保険事業計画のサービス量を勘案し、所要額を計上したものでございます。 次に、308ページをお願いします。 款3地域支援事業費、項1地域支援事業費、目1介護予防・日常生活支援総合事業費として1億8,514万7,000円を計上しております。これは、地域の実情に応じて多様な主体が参画しサービスを充実することにより、地域の支え合いの体制づくりを推進し、要支援者に対する効果的な支援などを可能とするため、平成29年度から開始する事業でございます。 次に、目2包括的支援事業・任意事業費2億2,220万1,000円でございますが、これは、地域包括支援センターに専門職の保健師、主任ケアマネージャー、社会福祉士を配置する経費のほか、高齢者に対する生活支援サービスを提供する経費等を計上したものでございます。 次に、294ページをお願いします。 歳入でございますが、款1保険料においては、第6期介護保険事業計画に基づき設定されました保険料を基本に、65歳以上の第1号被保険者に納めていただく保険料を積算し、26億4,193万8,000円を計上しております。 次に、款2国庫支出金32億7,608万2,000円は、保険給付に係る国の負担分及び保険者間の財政力格差を調整するための交付金を計上しております。 次に、款3支払基金交付金では、保険給付及び地域支援事業に係る第2号被保険者の負担分35億7,102万8,000円を計上しております。 次に、款4県支出金においては、保険給付に係る県の負担分及び地域支援事業に係る県の補助分をそれぞれ計上しております。 次に、296ページをお願いします。 款6繰入金、項1一般会計繰入金では19億7,700万7,000円を計上しております。 次に、項2基金繰入金1億9,576万3,000円でございますが、これは、第1号被保険者の負担軽減を図るため、介護給付費準備基金から繰り入れるものでございます。 以上で介護保険特別会計予算の説明を終わらせていただきます。 続きまして、327ページをお願いします。 「議案第5号平成29年度伊勢市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算」につきまして御説明を申し上げます。 まず、歳入について御説明を申し上げます。 334ページをお願いします。 款1事業収入は貸付者からの返済金を、款4繰入金は住宅新築資金等貸付事業基金からの繰入金を計上しております。 次に、336ページをお願いします。 歳出につきましては、款1総務費では、貸付金の徴収等に要する事務費を、338ページに移りまして、款2公債費では、償還年次表に基づく元利償還金をそれぞれ計上しております。 以上で住宅新築資金等貸付事業特別会計予算の説明を終わらせていただきます。 次に、343ページをお願いします。 「議案第6号平成29年度伊勢市観光交通対策特別会計予算」について御説明を申し上げます。 まず、歳入について御説明申し上げます。 350ページをお願いします。 款1事業収入は、駐車場使用料を計上しております。 次に、歳出でございますが、352ページをお願いします。 款1観光交通対策事業費で、駐車場の管理運営に要する経費、伊勢地域観光交通対策協議会への負担金及び観光交通対策基金への積立金を計上しております。 以上で観光交通対策特別会計予算の説明を終わらせていただきます。 次に、359ページをお願いします。 「議案第7号平成29年度伊勢市土地取得特別会計予算」について御説明を申し上げます。 まず、歳入について御説明申し上げます。 366ページをお願いします。 款2繰入金9億7,949万4,000円は、公有地確保を推進するため、土地開発基金から繰り入れるものでございます。 次に、歳出でございますが、370ページをお願いします。 款1用地取得事業費、項2事業費において、公共事業用地及び公共事業代替用地の先行取得に要する経費を計上しております。 以上で土地取得特別会計予算の説明を終わらせていただきます。 次に、375ページをお願いします。 「議案第8号平成29年度伊勢市病院事業会計予算」について御説明申し上げます。 まず、第2条業務の予定量でございますが、年間患者数、1日平均患者数等を記載のとおり予定しております。 主要な建設改良事業としては、新病院建設工事等の建設事業を予定しております。 次に、378ページをお願いします。 初めに、収益的収支でございますが、収入においては、款1病院事業収益、項1医業収益において、入院収益、外来収益及び他会計負担金等で53億507万7,000円を予定し、項2健診収益では、健診センターにおける人間ドック等の公衆衛生活動収益等で3億1,857万7,000円、項3医業外収益では、他会計補助金、他会計負担金及び長期前受金戻入等で10億874万7,000円、それらを合わせました病院事業収益として66億3,250万1,000円を予定しております。 次に、支出においては、款1病院事業費用、項1医業費用において、事業運営に必要な給与費、379ページに移りまして、材料費、経費等で60億6,925万1,000円、項2健診費用では、健診センター運営に必要な給与費、材料費、経費等で1億6,889万3,000円、項3医業外費用では、企業債利息、消費税雑損失等で6億7,538万5,000円、それらを合わせました病院事業費用として69億1,462万9,000円を予定しております。 以上により、収益的収支における当年度純損失は、消費税を除き3億6,549万1,000円となる見込みでございます。 次に、380ページをお願いします。 資本的収支でございますが、収入においては、款1資本的収入、項1負担金において、一般会計からの負担金1億3,374万3,000円、項2企業債では、新病院建設事業等に伴う企業債30億4,940万円、項4出資金では、新病院建設事業に対する一般会計からの出資金9億8,310万円、項5国庫補助金2億5,100万円、それらを合わせました資本的収入として44億9,684万3,000円を予定しております。 一方、支出でございますが、款1資本的支出、項1建設改良費、目1資産購入費において、器械備品の購入費1億5,000万円、目2新病院建設事業費では、新病院建設工事等41億9,725万円、381ページに移りまして、項2企業債償還金1億8,297万3,000円、項3投資では、医師及び看護師奨学金6,300万円、それらを合わせました資本的支出として46億9,951万5,000円を予定しております。 以上により、資本的収支においては2億267万2,000円の不足となる予定でございますが、当年度分損益勘定留保資金等で補填をすることとしております。 次に、376ページに戻っていただきまして、第5条以降に債務負担行為等の必要事項についても定めております。 また、382ページ以降の予定キャッシュ・フロー計算書等の関係附属資料にそれぞれ必要事項を記載しておりますので、御高覧を賜りたいと存じます。 以上が平成29年度の病院事業会計予算の概要でございますが、経費削減はもとより、医療の質の向上と良質な医療の提供、福祉の増進に努めるとともに、健全で安定的な病院運営に努力していく所存でございますので、よろしく御了承のほどお願いを申し上げます。 次に、401ページをお願いします。 「議案第9号平成29年度伊勢市水道事業会計予算」について御説明申し上げます。 まず、第2条業務の予定量でございますが、過去の実績と昨今の状況を勘案し、上水道事業と簡易水道事業をあわせまして、給水戸数、年間総給水量、1日平均給水量を記載のとおり予定しております。 主要な建設改良事業としては、送配水管・施設の新設及び更新事業、老朽管更新事業等を予定しております。 次に、404ページをお願いします。 初めに、収益的収支でございますが、収入においては、款1水道事業収益、項1営業収益において、給水収益及びその他営業収益等で25億5,011万4,000円、項2営業外収益では、長期前受金戻入及び加入金等で2億7,191万3,000円、それらを合わせました水道事業収益として28億2,422万円を予定しております。 次に、405ページをお願いします。 支出においては、款1水道事業費用、項1営業費用において、事業運営に必要な委託料、受水費、動力費、修繕費及び減価償却費等で23億7,243万7,000円、407ページに移りまして、項2営業外費用では、企業債利息等で1億4,611万2,000円、それらを合わせました水道事業費用として25億3,466万6,000円を予定しております。 以上により、収益的収支における当年度純利益は、消費税を除きまして2億2,304万2,000円となる見込みでございます。 次に、408ページをお願いします。 資本的収支でございますが、収入においては、款1資本的収入、項1企業債において、基幹配水管布設及び布設がえ事業等に伴う企業債2億8,470万円を予定し、項2負担金において、工事負担金等1億7,848万9,000円、項3出資金2,500万円を合わせました資本的収入として4億8,818万9,000円を予定しております。 次に、支出でございますが、款1資本的支出、項1建設改良費において、配水本管の新規布設、更新を初め、加圧施設の更新、簡易水道施設の設置等18億6,797万4,000円を予定し、409ページに移りまして、項2償還金3億1,735万9,000円を合わせました資本的支出として21億8,533万3,000円を予定しております。 以上により、資本的収支においては16億9,714万4,000円の不足となる予定でございますが、過年度分損益勘定留保資金等で補填をすることとしております。 次に、402ページに移りまして、第5条以降に債務負担行為等の必要事項についても定めております。 また、410ページ以降の予定キャッシュ・フロー計算書等の関係附属資料にそれぞれ必要事項を記載しておりますので、御高覧を賜りたいと存じます。 以上が平成29年度の水道事業会計予算の概要でございます。 給水人口の減少やお客様の節水意識の向上などから、使用水量は逓減状態にあり、一方では配水管等の更新事業が不可欠となっておりますが、経費節減を行いながら効率的で健全な事業の継続に努め、給水サービスの向上に努力をしてまいる所存でございますので、よろしくお願いを申し上げます。 続きまして、431ページをお願いします。 「議案第10号平成29年度伊勢市下水道事業会計予算」について御説明申し上げます。 まず、第2条業務の予定量でございますが、現在の下水道への接続実績と流域関連公共下水道の供用区域拡大に伴う新規接続見込みを勘案し、排水戸数、年間総排水量、1日平均排水量を記載のとおり予定をしております。 主な建設改良事業としては、汚水管渠敷設事業及びポンプ場更新事業等を予定しております。 次に、434ページをお願いします。 初めに、収益的収支でございますが、収入においては、款1下水道事業収益、項1営業収益において、下水道使用料及び他会計負担金等で13億2,247万1,000円を予定し、項2営業外収益では、他会計負担金、他会計補助金及び長期前受金戻入等で23億9,587万円、それらを合わせました下水道事業収益として37億1,834万1,000円を計上しております。 次に、435ページをお願いします。 支出においては、款1下水道事業費用、項1営業費用において、事業運営に必要な委託料、動力費、流域下水道維持管理負担金、減価償却費等で28億5,296万7,000円を予定し、437ページに移りまして、項2営業外費用では、企業債利息等で5億7,807万2,000円、それらを合わせました下水道事業費用として34億4,103万9,000円を予定しております。 以上により、収益的収支における当年度純利益は、消費税を除きまして1億3,341万4,000円となる見込みでございます。 次に、438ページをお願いします。 資本的収支でございますが、収入においては、款1資本的収入、項1企業債において、流域関連公共下水道事業等に伴う企業債20億5,160万円、項2負担金において、他会計負担金、受益者負担金で2億5,848万5,000円、項3国庫補助金の9億9,000万円を合わせました資本的収入として33億8万5,000円を予定しております。 一方、支出でございますが、439ページに移りまして、款1資本的支出、項1建設改良費において、年次計画に基づく流域関連公共下水道整備区域の汚水管渠整備を初め、ポンプ場の更新、流域下水道建設負担金等34億5,466万7,000円を予定し、440ページに移りまして、項2企業債償還金12億7,147万2,000円、それらを合わせました資本的支出として47億2,948万9,000円を予定しております。 以上により、資本的収支においては14億2,940万4,000円の不足となる予定でございますが、過年度分損益勘定留保資金等で補填をすることとしております。 次に、432ページに戻っていただきまして、第5条以降に債務負担行為等の必要事項についても定めております。 また、441ページ以降の予定キャッシュ・フロー計算書等の関係附属資料にそれぞれ必要事項を記載しておりますので、御高覧を賜りたいと存じます。 以上が平成29年度の下水道事業会計予算の概要でございます。 流域関連公共下水道の供用区域の拡大を進めるとともに、下水道への接続率の向上及び経費節減を図り、事業の健全経営になお一層の努力をしてまいる所存でございますので、よろしくお願いを申し上げます。 以上、「議案第1号平成29年度伊勢市一般会計予算」外9件につきまして補足の御説明を申し上げましたが、何とぞよろしく御審議のほどお願いを申し上げます。 ○議長(浜口和久君) 以上で議案第1号外9件一括の説明は終わりましたが、議案の精読を願う必要がありますので、本日はこの程度で審議をとどめ、後日さらに審議を願うことに決定いたしまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜口和久君) 御異議なしと認めます。 そのように決定をいたしました。----------------------------------- △議案第11号外9件一括上程、説明 ○議長(浜口和久君) 次に、審議の都合により、日程第13、「議案第11号平成28年度伊勢市一般会計補正予算(第4号)」から日程第22、「議案第20号平成28年度伊勢市下水道事業会計補正予算(第2号)」に至る10件を一括議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(鈴木健一君) それでは、ただいま一括上程されました「議案第11号平成28年度伊勢市一般会計補正予算(第4号)」外9件について御説明を申し上げます。 今回の補正は、通常の最終的な計数整理に伴う補正予算のほか、国の補正予算による国庫支出金の配分内示があったもの等を計上したものでございます。 以下、今回補正をお願いしている各会計について、主なものを御説明申し上げます。 まず、「議案第11号平成28年度伊勢市一般会計補正予算(第4号)」については、12億240万4,000円の減額となっております。 歳入において追加をする主なものは、固定資産税、自動車取得税交付金、地方交付税、繰越金、緊急防災・減災事業債等で、減額をする主なものは、法人市民税、配当割交付金、株式等譲渡所得割交付金、地方消費税交付金、保育所負担金、生活保護費国負担金、社会資本整備総合交付金、財政調整基金繰入金、地域振興基金繰入金、市町村合併特例事業債、公営住宅整備事業債等でございます。 以上が歳入の概要ですが、以下、歳出の主なものについて御説明を申し上げます。 まず、総務費においては、勧奨退職者等の退職手当の支給に要する経費では追加を、住民情報システム管理経費、庁舎維持管理経費、コミュニティ助成事業補助金では減額を行っております。 民生費においては、国民健康保険特別会計繰出金、こども医療費支給事業では追加を、年金生活者等支援臨時福祉給付金事業、介護保険特別会計繰出金では減額を行い、そのほか社会福祉費、老人福祉費、児童福祉費、生活保護費等の経費について、それぞれ実績見込みにより減額または追加を行っております。 衛生費においては、病院事業会計繰出金、予防接種事業では追加を、合併処理浄化槽設置整備事業補助金では減額を行っております。 農林水産業費においては、農地中間管理事業、県営事業負担金で減額を行い、そのほか農業費、林業費、水産業費の経費について、それぞれ実績見込みにより減額または追加を行っております。 土木費においては、道路新設改良事業、中心市街地再生事業で減額を行い、そのほか道路・河川・都市計画事業等の経費について、それぞれ実績見込みにより減額または追加を行っております。 消防費においては、勧奨退職者等の退職手当の支給に要する経費では追加、備蓄物資等整備事業では減額を行っております。 教育費においては、神社小学校・大湊小学校統合校整備事業、中学校整備事業では追加を、中学校建設事業、生涯学習センター空調設備改修事業では減額を行っております。 公債費においては、市債償還元金で追加を、市債利子で減額を行っております。 なお、歳出予算に関連し、継続費、繰越明許費、債務負担行為及び地方債についても、それぞれ補正をしております。 次に、「議案第12号平成28年度伊勢市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)」については、1億9,981万7,000円の減額を行っております。これは、歳入歳出とも計数の精査を行い、主に、歳入では国民健康保険料及び共同事業交付金、歳出では保険給付費及び共同事業拠出金の実績見込みにより補正を行ったものでございます。 次に、「議案第13号平成28年度伊勢市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)」については、2,031万2,000円の追加となっております。これは、歳入歳出とも計数の精査を行い、主に一般会計への償還金の追加補正を行ったものでございます。 次に、「議案第14号平成28年度伊勢市介護保険特別会計補正予算(第3号)」については、1億1,821万9,000円の減額を行っております。これは、歳入歳出とも計数の精査を行い、保険給付費の実績見込みにより補正を行ったものでございます。そのほか債務負担行為についても補正を行っております。 次に、「議案第15号平成28年度伊勢市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)」については、事業収入の追加とそれに伴う住宅新築資金等貸付事業基金への積み立て等により、214万4,000円の追加となっております。 次に、「議案第16号平成28年度伊勢市観光交通対策特別会計補正予算(第2号)」については、7,640万1,000円の追加となっております。これは、歳入では事業収入、歳出では観光交通対策基金への積み立て及び一般会計償還金の追加補正を行ったものでございます。 次に、「議案第17号平成28年度伊勢市土地取得特別会計補正予算(第2号)」については、事業費の実績見込みにより、11億9,222万円の減額となっております。 次に、「議案第18号平成28年度伊勢市病院事業会計補正予算(第3号)」については、収益的収支及び資本的収支において、それぞれ実績等に基づき、必要額及び不用額の補正を行っております。そのほか、事業費に関連して、企業債、支出予算の流用、他会計からの補助金等についてもそれぞれ補正を行っております。 次に、「議案第19号平成28年度伊勢市水道事業会計補正予算(第2号)」については、収益的収支及び資本的収支において、それぞれ実績等に基づき、必要額及び不用額の補正を行っております。そのほか、事業費に関連して、企業債及び他会計からの補助金についても補正を行っております。 次に、「議案第20号平成28年度伊勢市下水道事業会計補正予算(第2号)」については、収益的収支及び資本的収支において、それぞれ実績等に基づき、必要額及び不用額の補正を行っております。そのほか、企業債、支出予算の流用及び他会計からの補助金についても補正を行っております。 以上、「議案第11号平成28年度伊勢市一般会計補正予算(第4号)」外9件について御説明を申し上げました。 詳細については副市長から御説明を申し上げます。何とぞよろしく御審議のほどお願いを申し上げます。 ○議長(浜口和久君) 当局説明の途中でございますが、午後1時まで休憩いたします。 △休憩 午前11時51分 △再開 午後0時58分 ○議長(浜口和久君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 当局の説明を求めます。 副市長。 ◎副市長(藤本亨君) それでは、「議案第11号平成28年度伊勢市一般会計補正予算(第4号)」外9件について、補足の御説明を申し上げます。 まず、「議案第11号平成28年度伊勢市一般会計補正予算(第4号)」について御説明申し上げます。 歳出から御説明申し上げますので、平成28年度補正予算書40ページをお願いします。 款2総務費、項1総務管理費、目1一般管理費において1億4,818万6,000円を追加しておりますが、これは、希望退職に伴う退職手当及び退職手当組合負担金等並びに他会計への退職手当負担金を追加するものでございます。 次に、44ページをお願いします。 目14基金管理費226万8,000円の追加は、ふるさと応援寄附金を財源として育英基金等に積み立てを行うものでございます。 次に、60ページをお願いします。 款3民生費、項1社会福祉費、目1社会福祉総務費、6国民健康保険特別会計繰出金で6,128万1,000円を追加しておりますが、これは、国民健康保険の給付費の増額に伴い、追加の繰り出しを行うものでございます。 次に、64ページをお願いします。 項2老人福祉費、目1老人福祉推進費9,299万1,000円の減額は、8介護保険特別会計繰出金で、介護保険の給付費の実績見込み等に基づき、4,424万8,000円を減額するものでございます。 次に、66ページをお願いします。 項3児童福祉費、目1児童福祉総務費で6,712万5,000円を減額しておりますが、これは、5民間保育所各種補助事業の実績見込みに基づき、不用額5,059万2,000円を減額するものでございます。 次に、76ページをお願いします。 款4衛生費、項1保健衛生費、目2保健センター費で1億7,023万3,000円を追加しておりますが、これは、5病院事業会計繰出金において、経営改善等のため1億9,228万5,000円を追加するものでございます。 次に、86ページをお願いします。 款6農林水産業費、項1農業費、目6農地費1億498万3,000円の減額は、1土地改良事業負担金で、県営事業の事業費変更に伴い、8,617万3,000円を減額するものでございます。 次に、92ページをお願いします。 款7商工費、項1商工費、目3産業支援推進費、2の(3)企業立地推進事業1,685万3,000円の追加は、神薗工業団地の売却に向け地下水調査を実施したことにより、土地取得特別会計からの用地費用に不足が生じたことから、必要経費を計上したものでございます。 次に、98ページをお願いします。 款9土木費、項2道路橋梁費、目3道路新設改良費2億9,334万8,000円の減額は、神薗11-1号線の事業計画の見直しによるものでございます。 次に、106ページをお願いします。 項5都市計画費、目5街路事業費1億5,502万5,000円の減額は、本町大湊線ほかの各路線において、実績見込みに基づき不用額を減額するものでございます。 次に、112ページをお願いします。 款10消防費、項1消防費、目5災害対策費の2,274万7,000円の減額は、各事業の実績見込みに基づき、不用額を減額するものでございます。 次に、120ページをお願いします。 款11教育費、項2小学校費、目3小学校建設費で2億7,022万7,000円を追加しておりますが、これは、神社小学校・大湊小学校統合校の用地を取得するものでございます。 次に、122ページをお願いします。 項3中学校費、目1中学校管理費5,238万6,000円の追加は、3中学校整備事業で、国補正予算第2号の配分内示に基づき、港中学校のエレベーター整備等に要する経費5,580万9,000円を追加するものでございます。 次に、134ページをお願いします。 款13公債費、項1公債費、目2利子の6,923万6,000円の減額は、平成27年度借り入れの地方債について、予算計上時の想定利率より低利での借り入れが行えたことなどに伴う償還利息の減額でございます。 以上で歳出予算の説明を終わらせていただきます。 次に、歳入予算について御説明申し上げます。 14ページにお戻りください。 まず、款1市税においては、項2固定資産税で1億1,400万円、項3軽自動車税で1,000万円、項6都市計画税で1,600万円を追加、項1市民税で1億円、項4市たばこ税で1,000万円を減額することから、全体では3,000万円を追加し、165億4,000万円とするものでございます。 次に、款4配当割交付金で5,000万円、款5株式等譲渡所得割交付金で6,000万円、款6地方消費税交付金で2億円を減額し、16ページに移りまして、款11地方交付税で6億1,254万8,000円を追加、款13分担金及び負担金で5,634万9,000円を減額しておりますが、これは、収入実績等を勘案したものでございます。 次に、20ページをお願いします。 款15国庫支出金で4億8,525万2,000円、22ページに移りまして、款16県支出金で6,354万3,000円の減額をそれぞれの事業に実績に基づいて行っております。 次に、28ページをお願いします。 款18寄附金1,698万4,000円の追加は、ふるさと応援寄附金の増額によるものでございます。 次に、款19繰入金、項1基金繰入金、目1財政調整基金繰入金において、今回の補正予算の計数を整理し、その他の財源確保を図りました結果、11億7,000万円の減額としております。 次に、34ページから37ページにかけましての款22市債でございますが、全体で4億4,270万円の減額としております。これは、市町村合併特例事業債、公営住宅整備事業債等の減額及び学校教育施設等整備事業債、緊急防災・減災事業債の追加によるものでございます。 以上で歳入予算の説明を終わらせていただきます。 次に、6ページにお戻りください。 第2表継続費補正でございますが、道路改良事業ほか1事業を廃止し、避難所等整備事業ほか2事業について、平成28年度事業費の実績見込みに基づき、事業費総額の変更及び年割額の変更をするものでございます。 次に、7ページをお願いします。 第3表繰越明許費補正でございますが、戸籍住民基本台帳事務一般経費ほか15事業の追加、8ページに移りまして、おひさま児童園整備事業ほか2事業の限度額の変更をするものでございます。繰り越しの主な理由としては、県営事業の繰り越しに伴うもの、また地元及び関係機関との調整に不測の日数を要したことによるものでございまして、事業の推進になお一層努力してまいりたいと存じます。 次に、第4表債務負担行為補正でございますが、業務継続管理推進支援業務委託を廃止し、本庁舎改修に伴う仮事務所空調機設置経費ほか5件については、限度額の変更を行うものでございます。 次に、10ページをお願いします。 第5表地方債補正でございますが、学校教育施設等整備事業、緊急防災・減災事業を追加し、そのほか、各事業につきまして事業費を精査し、廃止及び限度額の変更をするものでございます。 続きまして、「議案第12号平成28年度伊勢市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)」について御説明申し上げます。 歳出から主なものについて御説明を申し上げます。 162ページをお願いします。 款2保険給付費2億6,335万円の追加は、一般被保険者療養給付費、164ページに移りまして、一般被保険者高額療養費の給付見込みによるものでございます。 次に、178ページをお願いします。 款7共同事業拠出金の3億9,832万2,000円の減額は、保険財政共同安定化事業拠出金の減額に伴うものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げます。 152ページをお願いします。 款1国民健康保険料1億5,178万8,000円の減額は、保険料率の改定等に伴うものでございます。 154ページをお願いします。 款4療養給付費等交付金1億2,065万2,000円の追加は、前年度の精算による追加交付に伴うものでございます。 156ページをお願いします。 款7共同事業交付金3億8,659万5,000円の減額は、保険財政共同安定化事業交付金の減額によるものでございます。 次に、款9繰入金6,128万1,000円の追加は、保険基盤安定繰入金の追加によるものでございます。 続きまして、「議案第13号平成28年度伊勢市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)」について御説明申し上げます。 歳出から御説明を申し上げます。 200ページをお願いします。 款2後期高齢者医療広域連合納付金では、広域連合予算の補正に伴いまして、309万9,000円を減額しております。 次に、202ページをお願いします。 款4諸支出金2,520万1,000円の追加は、療養給付費負担金等の過年度精算金を一般会計へ償還するものでございます。 次に、歳入の御説明を申し上げます。 194ページをお願いします。 款1後期高齢者医療保険料2,010万1,000円の減額は、収納額の見込みによるものでございます。 次に、款4諸収入2,288万2,000円の追加は、療養給付費負担金の過年度精算による広域連合からの返還金等でございます。 続きまして、「議案第14号平成28年度伊勢市介護保険特別会計補正予算(第3号)」について御説明申し上げます。 歳出から主なものについて御説明を申し上げます。 222ページをお願いします。 款2保険給付費において、実績見込みにより2億9,579万1,000円の減額をしております。 226ページをお願いします。 款4基金積立金の1億9,418万6,000円の追加は、今回の補正予算で生じた歳入歳出差し引きの剰余を介護給付費準備基金に積み立てるものでございます。 次に、歳入について御説明申し上げます。 214ページにお戻りください。 款1保険料、款2国庫支出金、款3支払基金交付金及び款4県支出金の増減は、それぞれ実績見込み及び変更の交付見込み額を計上したものでございます。 次に、216ページをお願いします。 款6繰入金、項1一般会計繰入金4,424万8,000円の減額は、介護給付費の実績見込等によるものでございます。 次に、項2基金繰入金でございますが、今回の計数整理により、その他の財源確保を図りました結果、減額補正となり、取り崩しを予定しておりました1億3,134万1,000円の全てを減額するものでございます。 次に、210ページをお願いします。 第2表債務負担行為補正でございますが、事業の実績見込みにより、限度額の変更をするものでございます。 続きまして、「議案第15号平成28年度伊勢市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)」について御説明申し上げます。 233ページをお願いします。 今回の補正は214万4,000円の追加でございまして、補正後の予算額を809万8,000円としております。 歳出の補正としましては、242ページに記載してございますように、住宅新築資金等貸付事業基金積立金の追加によるものでございます。 続きまして、「議案第16号平成28年度伊勢市観光交通対策特別会計補正予算(第2号)」について御説明を申し上げます。 まず、歳入について御説明申し上げますので、254ページをお願いします。 款1事業収入の6,100万円の追加は、市営宇治駐車場の収入増に伴うものでございます。 次に、歳出について御説明申し上げますので、256ページをお願いします。 款1観光交通対策事業費において7,640万1,000円の追加をしております。これは、実績見込みに基づき、駐車場管理運営経費で4,449万円を減額し、観光交通対策基金への積立金6,000万円及び一般会計への償還金6,093万2,000円を追加するものでございます。 続きまして、「議案第17号平成28年度伊勢市土地取得特別会計補正予算(第2号)」について御説明申し上げます。 261ページをお願いします。 今回の補正は11億9,222万円の減額でございまして、補正後の予算額を6億1,959万4,000円としております。これは、272ページ、款1用地取得事業費、項2事業費において、実績見込みに基づき、11億6,017万8,000円を減額するものでございます。 続きまして、「議案第18号平成28年度伊勢市病院事業会計補正予算(第3号)」について、実施計画に基づき、御説明申し上げます。 279ページをお願いします。 今回の補正は、実績等に基づき最終の整理を行ったものでございます。 まず、収益的収支でございますが、収入では、款1病院事業収益、項1医業収益において4億8,246万4,000円の減額をしております。これは、主に目1入院収益において、患者数の減少を見込んだことによる2億6,614万3,000円の減額と、目2外来収益において、診療単価の減少を見込んだことによる2億1,505万2,000円の減額によるものでございます。 次に、項3医業外収益において、1億9,342万4,000円の追加をしております。これは、主に目1他会計補助金において一般会計からの経営改善のための補助金1億8,000万円の追加によるものでございます。 次に、支出でございますが、款1病院事業費用、項1医業費用において2億6,995万6,000円の減額をしております。これは、主に目1給与費、目2材料費における薬品費の減額によるものでございます。 以上により、収益的収支における当年度純損失は、消費税を除き1億1,254万7,000円となる見込みでございます。 次に、280ページをお願いします。 資本的収支でございますが、収入では、款1資本的収入、項1負担金において、一般会計からの負担金420万円の追加をしております。これは、医師奨学金の増加に伴うものでございます。 次に、項2企業債において4,300万円の減額をしております。これは、新病院建設事業費の減額に伴うものでございます。 次に、項3寄附金において1億6,792万5,000円の追加をしております。これは、主に伊勢市新病院整備基金への寄附でございます。 次に、281ページをお願いします。 項4出資金において、一般会計からの出資金1,440万円の減額をしております。これは、出資金の対象となる新病院建設事業費の減額に伴うものでございます。 次に、支出でございますが、款1資本的支出、項1建設改良費において6,410万9,000円の減額をしております。これは、主に新病院建設事業費の工事請負費等の減額によるものでございます。 次に、項4基金積立金において1億8,286万3,000円の追加をしております。これは、主に伊勢市新病院整備基金積立金の追加によるものでございます。 以上の結果、資本的収支において2億1,258万3,000円の不足となる予定でございますが、当年度分損益勘定留保資金等で補填をすることとしております。 以上によりまして、第3条、第4条の収益的収支及び資本的収支を補正し、それに関連し、第2条で業務の予定量を初め、それぞれ必要額等の補正をしております。 続きまして、「議案第19号平成28年度伊勢市水道事業会計補正予算(第2号)」について、実施計画に基づき、御説明申し上げます。 293ページをお願いします。 今回の補正は、実績等に基づき最終の整理を行ったものでございます。 まず、収益的収支でございますが、収入では款1水道事業収益、項1営業収益において5,847万4,000円の追加をしておりますが、これは、主に目1給水収益の増収によるものでございます。 次に、項2営業外収益において1,919万2,000円を追加しております。これは、目2長期前受金戻入の追加によるものでございます。 次に、支出でございますが、款1水道事業費用、項1営業費用において1,366万2,000円を追加しております。これは、主に目5減価償却費及び目6資産減耗費等の追加によるものでございます。 次に、294ページに移りまして、項2営業外費用において175万4,000円の減額をしております。これは、企業債利息の減額によるものでございます。 以上によりまして、収益的収支における当年度純利益は、消費税を除き3億726万5,000円となる見込みでございます。 次に、資本的収支でございますが、収入では款1資本的収入、項1企業債で7,590万円を減額し、項2負担金で3,830万3,000円を追加しております。これは、企業債等の対象となる工事請負費等の増減に伴う財源の調整でございます。 次に、支出でございますが、款1資本的支出、項1建設改良費において9,990万6,000円を減額しております。これは、主に目2配水及び給水施設費、目10簡易水道施設費における工事請負費の減額によるものでございます。 以上の結果、資本的収支において16億405万9,000円の不足となる予定でございますが、過年度分損益勘定留保資金等で補填をすることとしております。 以上によりまして、第3条、第4条で収益的収支及び資本的収支を補正し、それに関連し、第2条の業務の予定量を初め、それぞれ必要額等の補正をしております。 続きまして、「議案第20号平成28年度伊勢市下水道事業会計補正予算(第2号)」について、実施計画に基づき、御説明申し上げます。 308ページをお願いします。 今回の補正は、実績等に基づき最終の整理を行ったものでございます。 まず、収益的収支でございますが、収入では、款1下水道事業収益、項1営業収益において1,684万円の追加をしております。これは、目1下水道使用料及び目2他会計負担金の追加によるものでございます。 次に、項2営業外収益において5,388万7,000円の追加をしております。これは、主に目5消費税及び地方消費税還付金、目6長期前受金戻入の追加、目2他会計負担金の減額によるものでございます。 次に、項3特別利益において、2億9,075万1,000円の減額をしております。これは、目1その他特別利益の減額によるものでございます。 次に、支出でございますが、款1下水道事業費用、項1営業費用において3,416万5,000円を追加しております。これは、309ページに移りまして、目8総係費、目9汚水減価償却費の追加が主なものとなっております。 次に、項2営業外費用において2,456万2,000円の減額をしております。これは、企業債利息の減額によるものでございます。 次に、項3特別損失において4億3,853万1,000円の減額をしております。これは、目1その他特別損失の減額によるものでございます。 以上によりまして、収益的収支の当年度純利益は、消費税を除き1億6,848万6,000円となる見込みでございます。 次に、資本的収支でございますが、収入では、款1資本的収入、項1企業債において6,660万円を減額しております。これは、主に流域関連公共下水道単独事業費等の減額に伴う公共下水道事業債の減額によるものでございます。 次に、項3国庫補助金においては、対象となる流域関連公共下水道補助事業費の増額に伴い、1億3,310万円を追加しております。 次に、支出でございますが、款1資本的支出において6,806万4,000円を追加しております。これは、補助事業費において、国からの交付決定額に合わせ、流域関連公共下水道補助事業費の委託料及び工事請負費等を追加することによるものでございます。 以上の結果、資本的収支において13億8,331万9,000円の不足となる予定でございますが、過年度分損益勘定留保資金等で補填をすることとしております。 以上によりまして、第3条、第4条で収益的収支及び資本的収支を補正し、それに関連し、第2条の業務の予定量を初め、それぞれ必要額等の補正をしております。 以上、「議案第11号平成28年度伊勢市一般会計補正予算(第4号)」外9件について補足の御説明を申し上げましたが、何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(浜口和久君) 以上で議案第11号外9件一括の説明は終わりました。 議案の精読を願う必要がありますので、本日はこの程度で審議をとどめ、後日さらに審議を願うことに決定いたしまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜口和久君) 御異議なしと認めます。そのように決定いたしました。----------------------------------- △議案第21号外15件一括上程、説明 ○議長(浜口和久君) 次に、審議の都合により、日程第23、「議案第21号伊勢市附属機関条例の制定について」から日程第38、「議案第36号伊勢市都市公園条例の一部改正について」に至る16件を一括議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(鈴木健一君) それでは、ただいま一括上程されました「議案第21号伊勢市附属機関条例の制定について」外15件について説明を申し上げます。 議案第21号から第25号までは、いずれも附属機関等の見直しに伴うものでございます。 最初に、「議案第21号伊勢市附属機関条例の制定について」は、附属機関として条例による設置に改めるもののほか、新たに設置する附属機関等について、その設置、組織、所掌事務及び運営に関し必要な事項を定めるため、条例を制定しようとするものでございます。 次に、「議案第22号伊勢市青少年相談センター条例の制定について」は、青少年相談センターの設置根拠を条例に改めるとともに、青少年相談センター運営協議会を附属機関として条例による設置に改めることとし、センターの事業、ほか必要な事項を定めるため、条例を制定しようとするものでございます。 次に、「議案第23号伊勢市子ども家庭支援ネットワーク条例の制定について」及び「議案第24号伊勢市障害者施策推進協議会条例の制定について」は、附属機関として条例による設置に改めることとし、その所掌事務、組織及び運営に関し必要な事項を定めるため、条例を制定しようとするものでございます。 次に、「議案第25号附属機関等の見直しに伴う関係条例の整備等について」は、附属機関の委員等の報酬額を定めるとともに、既設の附属機関に関する規定や関係条例の整備を行おうとするものでございます。 次に、「議案第26号公の施設の位置の整理に伴う関係条例の整理について」は、条例に定める公の施設の位置を改めるため、関係する条例を改正しようとするものでございます。 次に、「議案第27号伊勢市総合計画条例の制定について」は、総合計画の策定等に関し必要な事項を定めるため、条例を制定しようとするものでございます。 次に、「議案第28号伊勢市職員給与条例等の一部改正について」は、人事院勧告に準じ、職員の扶養手当の月額等を改めるとともに、平成29年4月から平成30年3月までの間、地域手当を支給しないこととするほか、病院事業管理者に扶養手当を支給しないこととするため、条例を改正しようとするものでございます。 次に、「議案第29号伊勢市市税条例等の一部改正について」は、地方税法の一部改正等に伴い、個人市民税に係る住宅借入金等特別税額控除の適用期限の延長、法人市民税に係る法人税割の税率の引き下げ、軽自動車税の環境性能割の創設、その他所要の規定の整備を行うため、条例を改正しようとするものでございます。 次に、「議案第30号伊勢市土地開発基金条例の一部改正について」は、伊勢市土地開発基金の額を改めるため、条例を改正しようとするものでございます。 次に、「議案第31号伊勢市学校設置条例の一部改正について」は、伊勢市立豊浜中学校と伊勢市立北浜中学校を統合して伊勢市立桜浜中学校を設置するため、条例を改正しようとするものでございます。 次に、「議案第32号伊勢市立学校施設の開放に関する条例の一部改正について」は、小学校及び中学校の統廃合に伴い、施設の開放を行う学校の名称を改めるとともに、開放の対象となる施設について改めるため、条例を改正しようとするものでございます。 次に、「議案第33号伊勢市障害者介護給付費等の支給に関する審査会条例の一部改正について」は、伊勢市障害者介護給付費等の支給に関する審査会の委員の任期を定めるため、条例を改正しようとするものでございます。 次に、「議案第34号伊勢市国民健康保険条例の一部改正について」は、国民健康保険法施行令の一部改正に伴い、保険料の所得割額及び減額賦課の算定に用いる所得について改めるため、条例を改正しようとするものでございます。 次に、「議案第35号伊勢市農業委員会条例の全部改正について」は、農業委員会等に関する法律の一部改正に伴い、農業委員会の委員の定数並びに農地利用最適化推進委員の定数及び報酬について定めるほか、所要の規定の整備を行うため、条例改正しようとするものでございます。 次に、「議案第36号伊勢市都市公園条例の一部改正について」は、宮川ラブリバー公園内の伊勢市宮川ゲートボール場を廃止するため、条例を改正しようとするものでございます。 詳細につきましては副市長から御説明を申し上げます。何とぞよろしく御審議のほど、お願い申し上げます。 ○議長(浜口和久君) 副市長。 ◎副市長(藤本亨君) それでは、「議案第21号伊勢市附属機関条例の制定について」外15件について、補足の御説明を申し上げます。 まず、「議案第21号伊勢市附属機関条例の制定について」から、「議案第25号附属機関等の見直しに伴う関係条例の整備等について」までの5件については、附属機関等の見直しに伴うものでございます。 法律または条例によらず、要綱等により設置された外部の有識者等により構成される会議体、いわゆる準附属機関については、その設置根拠のあり方や附属機関該当性の解釈について学説でも種々あり、これまでなかなか確立した判断が形成されていない状況でありました。 しかし、最近における附属機関該当性が争点となった裁判の中で、裁判所の判断の傾向を見ますと、準附属機関が附属機関に該当するとしたものが大勢を占める状況となっております。 こうした状況を踏まえ、本市としては、準附属機関の位置づけは廃止することとして、見直しを行うものでございます。 見直しの結果、準附属機関のうち今後も引き続き設置が必要なものについては、附属機関としての位置づけに改めることとし、条例化をしようとするものでございます。 まず、条例関係の議案書の2ページ、「議案第21号伊勢市附属機関条例の制定について」は、1本の条例で複数の附属機関の設置を定めるもので、条例化を行う準附属機関のうち23の機関について定めるとともに、4ページの附則第2条にありますように、既設の附属機関のうち5つの機関について、この附属機関条例で定めることとします。 また、平成29年度において新設する附属機関として、12ページ、農村振興基本計画策定委員会、15ページ、観光振興基本計画推進委員会、21ページから22ページにかけて、病院関係で、改革プラン評価委員会と地域医療支援委員会の4つの機関について、合計32の附属機関について定めることといたします。 次に、26ページ、「議案第22号伊勢市青少年相談センター条例の制定について」は、青少年相談センターの設置根拠を現行の教育委員会規則から条例に改めるとともに、青少年相談センター運営協議会を附属機関としての位置づけに改めるものでございます。 次に、29ページ、「議案第23号伊勢市子ども家庭支援ネットワーク条例の制定について」は、関係機関等で構成する児童福祉法に基づく法定の協議会、要保護児童対策地域協議会としての位置づけのほか、要保護児童等の保護や支援に関する市の附属機関として、また、配偶者からの暴力の防止及びその被害者の支援に関し、市の附属機関や関係機関等との協議、連絡調整の場として、複合的な性格を有する機関としての位置づけに整理をしました。 また、国が定める要保護児童対策地域協議会設置・運営指針に基づき、実際の担当者らで構成する実務者会議と個別ケース検討会議を設置することとしております。 次に、34ページ、「議案第24号伊勢市障害者施策推進協議会条例の制定について」は、2つの準附属機関を統合し、障害者基本法及び障害者総合支援法に基づく附属機関に改めますとともに、障害者差別解消法に基づく法定の協議会、障害者差別解消支援地域協議会としての位置づけも加えることとするものでございます。 次に、38ページ、「議案第25号附属機関等の見直しに伴う関係条例の整備等について」でございます。 これについては、条例化を行う準附属機関の委員等の報酬額を定めることのほか、附属機関等の見直しの中で、既設の附属機関についても点検を行いました結果、関係条例の整備等を行おうとするものでございます。 改正の主な内容としましては、所掌事務、委員の定数、委員構成、任期等、附属機関に関する事項について条例で定めるもの、規則で定めるものの統一がとれていなかったことから、整理を行うものでございます。 また、第1条の報酬及び費用弁償に関する条例第4条の改正でございますが、最近では、市役所での会議だけでなく、市内の現場等に出向いて調査を行うことが想定される附属機関を設置しておりますことから、費用弁償として、市内出張旅費の支給が可能となるよう改正を行うものでございます。 なお、これらの附属機関等の見直しについては、平成29年4月1日を実施期日とするものでございます。 次に、「議案第26号公の施設の位置の整理に伴う関係条例の整理について」御説明申し上げます。 79ページをお願いします。 昨年の6月定例会において黒瀬市民館、9月定例会において小俣児童体育館、それぞれ位置を改めるため、条例改正をさせていただきました。 その後、他の公の施設も位置の誤りがないか全庁的に調査を行いましたところ、33の施設について誤っていることがわかったため、改正を行おうとするものでございます。 内容としては、施設が設置された当時から誤っていたもの、土地の分筆等が行われたにもかかわらず、その内容が反映されていなかったことなどによるものでございます。 今回、これらの施設について、その位置を正しいものに改めますとともに、表記方法の統一を行うものも合わせ、46施設について改正しようとするものでございます。 誠に申し訳ございませんでした。 なお、この条例は、平成29年4月1日から施行しようとするものでございます。 次に、「議案第27号伊勢市総合計画条例の制定について」御説明申し上げます。 93ページをお願いします。 平成23年の地方自治法の改正により、地方公共団体の自由度の拡大を図るための措置として、義務づけの廃止が行われ、市町村が策定する総合計画の基本部分である基本構想の策定義務がなくなりました。 現在の第2次総合計画の計画期間が平成29年度をもって終了することとなりますが、本市においては、今後の市政を取り巻く状況を踏まえ、長期的なビジョンを持ち、計画的に取り組みを進めていくことが、これまで以上に必要になると認識しております。 このことから、平成30年度からの次期総合計画を策定するに当たり、その根拠を明確にするとともに、基本構想は議会の議決を経て策定することとするなど、策定等の手続を定めるため、条例を制定しようとするものでございます。 なお、この条例は、平成29年4月1日から施行しようとするものでございます。 次に、「議案第28号伊勢市職員給与条例等の一部改正について」御説明申し上げます。 97ページをお願いします。 まず、第1条、第2条及び第4条についてでございます。 今年度、人事院は、配偶者に係る手当を支給する民間事業所の減少及び少子化対策などの観点から、配偶者に係る扶養手当を月額1万3,000円から6,500円に減額し、その減額分を財源の一部として、子供に係る扶養手当を月額6,500円から1万円に増額するよう勧告を行いました。 なお、配偶者に係る扶養手当については、行政職俸給表8級以上の職員に対してはさらに減額、または支給しないこととしております。 本市においても、国家公務員に準じ改めるとともに、社会経済情勢に鑑み、平成29年度も地域手当を支給しないこととするものでございます。 次に、第3条でございます。 今回の改正により、医療職給料表4級以上の職員の中に扶養手当を支給されない職員が生じることに伴い、病院事業管理者に対しても扶養手当を支給しないこととするため、条例を改めようとするものでございます。 なお、この条例は、平成29年4月1日から施行しようとするものでございますが、職員の扶養手当に関し、激変緩和のため、段階的に実施することとして、附則において経過措置を設けております。 次に、「議案第29号伊勢市市税条例等の一部改正について」御説明申し上げます。 110ページをお願いします。 改正の主な内容でございますが、1点目は、個人住民税の住宅借入金等特別税額控除、いわゆる住宅ローン控除の適用期限を2年半延長し、平成33年12月31日までの入居分を対象としようとするものでございます。 次に、2点目は、法人市民税に係る法人税割の税率を9.7%から6%に引き下げようとするものでございます。 今回の引き下げは、地域間の税源の偏在性を是正し、財政力格差の縮小を図ることを目的としたもので、税率の引き下げにより生じた市税の減収分は、国税である地方法人税の税率の引き上げによる増収分を原資とした地方交付税により措置されることとなっております。 次に、3点目は、軽自動車税の見直しに伴うものでございます。 県税の自動車取得税が廃止されることに伴い、軽自動車税に環境性能割が創設されることとなります。環境性能割の税率は、燃料の種類及び燃費基準の別により非課税、1%、2%、3%の4種類となるものですが、特例措置が設けられており、当分の間、3%の税率は用いずに、最高税率を2%とするものでございます。 なお、現行の自動車取得税の税率は、軽自動車の場合は2%であり、今回の改正により市民の皆様に新たな負担を求めるものではございません。 環境性能割については、当分の間、都道府県が賦課徴収を行うこととされております。また、環境性能割の創設に伴い、従来の軽自動車税が種別割となりますが、税率の変更はございません。 その他、地方税法の改正に伴い、所要の規定の整備を行っております。 なお、この条例は、一部の規定を除き、住宅ローン控除の期間の延長に係る部分は公布の日から、法人市民税に係る税率の引き下げ及び軽自動車税の見直しに係る部分については平成31年10月1日から、また、その他の部分については平成29年4月1日から施行しようとするものでございます。 次に、「議案第30号伊勢市土地開発基金条例の一部改正について」御説明申し上げます。 140ページをお願いします。 土地開発基金は、公用もしくは公共用に供する土地等をあらかじめ取得する際の財源として活用しております。現在の基金の額は30億円としておりますが、本市における今後の土地の先行取得事業の見込みから基金の適正額を検討したところ、20億円と判断したことから、基金の額を改めようとするものでございます。 なお、この条例は、平成29年4月1日から施行しようとするものでございます。 次に、「議案第31号伊勢市学校設置条例の一部改正について」御説明申し上げます。 143ページをお願いします。 現在、小中学校の学校規模の適正化、適正配置の取り組みを進めているところですが、今回の改正は、豊浜中学校と北浜中学校の2校を統合することについて、統合校の校名を伊勢市立桜浜中学校とし、その設置場所を植山町461番地、開校日を平成31年4月1日と定めようとするものでございます。 なお、附則において、この統合に伴い改正が必要となります伊勢市立学校施設の開放に関する条例についても、所要の規定の整備を行っております。 次に、「議案第32号伊勢市立学校施設の開放に関する条例の一部改正について」御説明申し上げます。 150ページをお願いします。 これは、二見小学校と今一色小学校が統合し二見浦小学校に、また、宮川中学校と沼木中学校が統合し伊勢宮川中学校になることに伴い、規定の整備を行うとともに、2つある御薗小学校の体育館の照明使用料の区分を明確に定めようとするものでございます。 また、城田中学校のプールは平成29年度に取り壊す予定であること、また、倉田山中学校についてはプールがないことから、開放の対象となる施設から削除しようとするものでございます。 なお、この条例は、平成29年4月1日から施行しようとするものでございます。 次に、「議案第33号伊勢市障害者介護給付費等の支給に関する審査会条例の一部改正について」御説明申し上げます。 164ページをお願いします。 審査会の委員の任期は、政令で2年とされておりましたが、地方分権改革に関する措置として、2年を超え3年以下の期間で条例で定めることができるようになりました。 これを受け、本市においては、審査会の効率的な運営を図るため、委員の任期を3年に定めようとするものでございます。 なお、この条例は、平成29年4月1日から施行しようとするものでございます。 次に、「議案第34号伊勢市国民健康保険条例の一部改正について」御説明申し上げます。 167ページをお願いします。 保険料の所得割額及び減額賦課に係る所得を算定する際、他の所得と区分して計算される所得の金額として列記されている所得について、地方税法等、関係法律の改正に伴い、規定の整備を行おうとするものでございます。 なお、この条例は、地方税法に係る部分は平成29年4月1日から、外国居住者等の所得に対する相互主義による所得税等の非課税等に関する法律に係る部分は平成30年4月1日から施行しようとするものでございます。 次に、「議案第35号伊勢市農業委員会条例の全部改正について」御説明申し上げます。 175ページをお願いします。 農業委員会等に関する法律が、農地利用の最適化を促進することを目的として改正されました。これにより、農業委員会の委員の選出方法が、公選制から、議会の同意を要する市町村長による選任制に変更となります。また、主に合議体としての意思決定を行う委員とは別に、担当区域における農地等の利用の最適化の推進のための現場活動を行う農地利用最適化推進委員が新設されます。 このたびの条例改正は、新制度における農業委員会委員と推進委員の定数等を定めるものでございまして、定数につきましては、政令で定める基準に従い、農業委員会委員は19人に、推進委員は33人にしようとするものでございます。 また、報酬については、基本給と能率給を支給することとしており、能率給については、農地利用の最適化に係る活動及び成果の実績に応じ、国から交付される交付金を財源として支給することとしております。 なお、この条例は、公布の日から施行しようとするものですが、改正後の伊勢市農業委員会の委員等の定数に関する条例の規定は、現在の委員が在任する間は適用しないこととするものでございます。伊勢市の場合は、現在の農業委員会の委員の任期が平成29年12月10日までとなっておりますので、新制度への移行時期は12月11日からとなる予定でございます。 次に、「議案第36号伊勢市都市公園条例の一部改正について」御説明申し上げます。 181ページをお願いします。 これは、ここ最近、宮川ラブリバー公園内の伊勢市宮川ゲートボール場の使用実績がない状況となっているため、当該施設を廃止し、公園内の多目的スペースとして幅広く利用していただくため、条例を改正しようとするものでございます。 なお、この条例は、平成29年4月1日から施行しようとするものでございます。 以上、「議案第21号伊勢市附属機関条例の制定について」外15件について、補足の御説明を申し上げました。 何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(浜口和久君) 以上で議案第21号外15件一括の説明は終わりましたが、議案の精読を願う必要がありますので、本日はこの程度で審議をとどめ、後日さらに審議を願うことに決定いたしまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜口和久君) 御異議なしと認めます。 そのように決定いたしました。 会議の途中ですが、10分間休憩いたします。 △休憩 午後1時55分 △再開 午後2時04分 ○議長(浜口和久君) 休憩前に続き会議を開きます。----------------------------------- △議案第37号外6件一括上程、説明 ○議長(浜口和久君) 次に、審議の都合により、日程第39、「議案第37号鳥羽市との定住自立圏形成協定の変更について」から日程第45、「議案第43号明和町との定住自立圏形成協定の変更について」に至る7件を一括議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(鈴木健一君) それでは、ただいま一括上程されました「議案第37号鳥羽市との定住自立圏形成協定の変更について」外6件について御説明を申し上げます。 これは、鳥羽市、志摩市、玉城町、度会町、大紀町、南伊勢町及び明和町との間において締結した定住自立圏の形成に関する協定の一部を変更するため、伊勢市定住自立圏形成協定の議決に関する条例の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 詳細につきましては副市長から御説明を申し上げます。何とぞよろしく御審議のほど、お願い申し上げます。 ○議長(浜口和久君) 副市長。 ◎副市長(藤本亨君) それでは、「議案第37号鳥羽市との定住自立圏形成協定の変更について」外6件について、補足の御説明申し上げます。 このたびの協定の変更は、生活機能の強化の分野に2つの取り組みを追加するものでございまして、まず1つ目は、高齢者が住みなれた地域で自分らしい暮らしを続けることができるよう、在宅医療と介護を一体的に提供するための支援が求められていることから、在宅医療と介護の連携の支援に係る取り組みを、玉城町、度会町及び南伊勢町との間で、それぞれ追加をいたします。 2つ目は、これまで地域経済を支えてきた中小企業、小規模事業者の減少による地域の活力の喪失、若者の首都圏等への転出による人口減少が進む中において、新たな地域経済の担い手の創出が求められていることから、創業に関する支援に係る取り組みを、全7市町との間でそれぞれ追加するものでございます。 以上、「議案第37号鳥羽市との定住自立圏形成協定の変更について」外6件について、補足の御説明を申し上げました。何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(浜口和久君) 以上で議案第37号外6件一括の説明は終わりましたが、議案の精読を願う必要がありますので、本日はこの程度で審議をとどめ、後日さらに審議を願うことに決定いたしまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜口和久君) 御異議なしと認めます。 そのように決定いたしました。----------------------------------- △議案第44号の上程、説明 ○議長(浜口和久君) 次に、日程第46、「議案第44号市有財産の取得について」を議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(鈴木健一君) それでは、ただいま上程されました「議案第44号市有財産の取得について」御説明を申し上げます。 これは、神社小学校・大湊小学校統合校整備事業用地を取得するにつき、伊勢市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 詳細については副市長から御説明を申し上げます。何とぞよろしく御審議のほどお願いを申し上げます。 ○議長(浜口和久君) 副市長。 ◎副市長(藤本亨君) それでは、「議案第44号市有財産の取得について」補足の御説明を申し上げます。 議案書の219ページ、220ページをごらんください。 これは、神社小学校・大湊小学校統合校整備事業用地の取得に係るものでございます。 取得する土地は、伊勢市大湊町字禿松南新田1236番1、ほか21筆、地目、田、2万4,659.79平方メートルでございます。買い入れ価格は2億8,833万5,040円で、買い入れ先は、議案に記載のとおり、21名の土地の所有者の方々でございます。 以上、「議案第44号市有財産の取得について」補足の御説明を申し上げました。 なお、物件の明細及び位置図を添付しておりますので、御高覧の上、何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(浜口和久君) 以上で議案第44号の説明は終わりましたが、議案の精読を願う必要がありますので、本日はこの程度で審議をとどめ、後日さらに審議を願うことに決定いたしまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜口和久君) 御異議なしと認めます。 そのように決定いたしました。----------------------------------- △議案第45号の上程、説明 ○議長(浜口和久君) 次に、日程第47、「議案第45号市道の路線の認定について」を議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(鈴木健一君) それでは、ただいま上程されました「議案第45号市道の路線の認定について」御説明を申し上げます。 これは、市道の路線を認定するにつき、道路法の規定により、あらかじめ議会の議決を経ようとするものでございます。 詳細につきましては副市長から御説明を申し上げます。何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(浜口和久君) 副市長。 ◎副市長(藤本亨君) それでは、「議案第45号市道の路線の認定について」補足の御説明を申し上げます。 議案書の223ページをお願いします。 これは、3路線を認定しようとするものでございます。 外宮参道線は、三重県から伊勢市へ移管されることに伴い、市道として認定し、管理を行おうとするものでございます。 小俣明野28-23号線は、民間事業者の宅地造成により設置された道路でございまして、市道として認定し、管理を行おうとするものでございます。 馬瀬28-24号線は、個人の所有地で、一般公共の用に供されておりましたが、市に寄附を受けたことにより、市道として認定し、管理を行おうとするものでございます。 以上、「議案第45号市道の路線の認定について」補足の御説明を申し上げました。 参考として位置図を添付しておりますので、御高覧の上、何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(浜口和久君) 以上で議案第45号の説明は終わりましたが、議案の精読を願う必要がありますので、本日はこの程度で審議をとどめ、後日さらに審議を願うことに決定いたしまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜口和久君) 御異議なしと認めます。 そのように決定をいたしました。 全員協議会開会のため、暫時休憩いたします。 △休憩 午後2時13分 △再開 午後2時18分 ○議長(浜口和久君) 休憩前に続き会議を開きます。----------------------------------- △議案第46号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(浜口和久君) 次に、日程第48、「議案第46号人権擁護委員の推薦につき意見を聞くことについて」を議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(鈴木健一君) それでは、ただいま上程されました「議案第46号人権擁護委員の推薦につき意見を聞くことについて」御説明申し上げます。 これは、本市区域の人権擁護委員のうち、平成27年9月30日で任期が満了となっておりました小林薫委員の後任として、新たに加藤幹子さんを推薦するにつき、議会の御意見をお聞きするものでございます。 それでは、加藤幹子さんの略歴について申し上げます。 加藤さんは、昭和26年1月13日生まれ。現住所は、伊勢市上野町3420番地。学歴は、昭和46年3月桜井女子短期大学児童教育科卒業。主な経歴としては、昭和46年4月東大阪市立長瀬東小学校教諭として奉職、昭和52年4月東大阪市立大蓮東小学校教諭、昭和56年4月南勢町立迫間小学校教諭、以降、県内の小学校教諭を歴任され、平成21年3月退職、同年4月伊勢市立佐八小学校講師、同年9月退職、平成22年12月主任児童委員、現在に至っておられます。 加藤さんにおかれましては、人格、識見高く、広く社会の実情に通じ、人権擁護に理解のある方であるため、お願いしたいと考えております。 以上、何とぞよろしく御審議の上、御同意賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(浜口和久君) 質疑に入ります。 御発言はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜口和久君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 議案第46号につきましては、会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略して討論に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜口和久君) 御異議なしと認めます。 そのように決定いたしました。 それでは、討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜口和久君) 討論なしと認めます。 ただいまから議案第46号を採決いたします。 本件につきまして、同意することに賛成の方は御起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(浜口和久君) 起立全員と認めます。 よって、「議案第46号人権擁護委員の推薦につき意見を聞くことについて」は、同意することに決定をいたしました。----------------------------------- △議案第47号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(浜口和久君) 次に、日程第49、「議案第47号人権擁護委員の推薦につき意見を聞くことについて」を議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 当局の説明を求めます。 市長。 ◎市長(鈴木健一君) それでは、ただいま上程されました「議案第47号人権擁護委員の推薦につき意見を聞くことについて」御説明を申し上げます。 これは、本市区域の人権擁護委員のうち、村田惠子委員の任期が平成29年6月30日に満了となりますので、その後任として、新たに櫻井久子さんを推薦するにつき、議会の御意見をお聞きするものでございます。 それでは、櫻井久子さんの略歴について申し上げます。 櫻井さんは、昭和30年3月13日生まれ。現住所は、伊勢市小俣町元町906番地。学歴は、昭和50年3月鈴鹿短期大学家政学科卒業。主な経歴としては、昭和50年4月大宮町立七保第三小学校養護教諭として奉職、以降、県内の小中学校養護教諭を歴任され、平成27年3月退職、同年4月伊勢市立御薗小学校養護助教諭、同年12月退職、現在に至っておられます。 櫻井さんにおかれましては、人格、識見高く、広く社会の実情に通じ、人権擁護に理解のある方であるため、お願いしたいと考えております。 以上、何とぞよろしく御審議の上、御同意賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(浜口和久君) 質疑に入ります。 御発言はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜口和久君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 議案第47号につきましては、会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略して討論に入りたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜口和久君) 御異議なしと認めます。 そのように決定いたしました。 それでは、討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜口和久君) 討論なしと認めます。 ただいまから議案第47号を採決いたします。 本件につきまして、同意することに賛成の方は御起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(浜口和久君) 起立全員と認めます。 よって、「議案第47号人権擁護委員の推薦につき意見を聞くことについて」は、同意することに決定をいたしました。----------------------------------- △散会の宣告 ○議長(浜口和久君) 以上で本日の議事日程は全て終了いたしました。 お諮りいたします。 議案の精読のため、明28日から3月3日までの4日間を休会といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(浜口和久君) 御異議なしと認めます。 よって、明28日から3月3日までの4日間を休会とすることに決定いたしました。 継続会議は、来る3月6日午前10時から開きます。 それでは、本日は散会いたします。 なお、本日御出席の皆様には開議通知を差し上げませんから、御了承をお願い申し上げます。 どうもありがとうございました。 △散会 午後2時25分 会議の顛末を録し、ここに署名する。  平成29年2月27日        伊勢市議会議長     浜口和久        伊勢市議会議員     野崎隆太        伊勢市議会議員     吉井詩子...